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出版社内容情報
「現代ビジネス」で10,000,000PV超えの異色の話題マンガ!
2025年 2月11日 15時07分、「南海トラフ巨大地震」発生--。
そのとき、名古屋港にいた主人公・西藤 命(さいとう めい)は、変わり果てた街の姿を目にする。
「大津波警報」が発令されるなか、安全な高台へ逃げようとする命。
ところが、そばには「ケガを負って動けない高齢者」が……。
見捨てるか、それとも助けるか。
迫られる究極の決断。
そして襲い来る「見えない津波」の恐怖。
いつか必ず起こる未曽有の災禍。そのとき、いったい何が起きるのか?
どうすれば、生き延びることができるのか?
綿密な取材に基づいて描かれた「いつか起こる震災のリアル」。
これは、「そのとき」が来る前に知っておかなければならない「現実」。
内容説明
夢も希望もなく、楽しくもないパチンコでやり過ごすように日々をおくる主人公・西藤命27歳。友人の結婚式では、あまりに違う人生をおくる友人たちに劣等感を抱き、派遣の仕事では、ちょっとしたミスで怒鳴られて…。人生に嫌気がさして、訪れたのは海が見える名古屋港。ところが、そこで一方的に説教をしてくる「厄介なじいさん」に出くわしてしまう。誰彼構わず「うざがらみ」をしてくるじいさんの姿に、命は未来の自分の姿を見てしまう。(…あんな風にはなりたくねえな…もう少し真っ当に生きる努力をしたら変われるだろうか…?)命がそう思い、生き方を改めようと決心したその瞬間。2025年2月11日15時07分、「南海トラフ巨大地震」が発生する―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっちゃん
38
マンガは年齢を問わず多くの人に読んでもらえるコンテンツだし豆知識も役立つと思う。真面目な解説もあるのできちんと知識も得られるのもいい。ただ、名古屋港は昼間でも平日でももっと多くの人がいる。そして、あんなクソジジイでも見捨てられない主人公の気持ちはわかるが、自分の身の安全を確保したうえでならともかく何度も助けに戻るのはどうかと。東日本大震災の時に初めて「津波てんでんこ」という言葉を知った。この主人公には自分の命を守るためには非情な決断をせざるを得ないこともビジュアルとして読者に印象付けて欲しかった。2024/08/09
ヒデキ
35
申し訳ありませんが、能登の地震の後で読みました 主人公の設定に・・・でしたが、 会社や組織などに縛られると物語の進行が難しいとのことでしょうか? 名古屋の海抜0に近いとこに住んでいたことがありますが、 ちょっとした雨で道が水没することがよくありましたので 津波が来たら・・・と考えると怖いものを感じます 主人公、これからどちらに向かうのでしょうか?2024/02/08
ふじ
15
表紙とテーマ、内容紹介に惹かれて手に取ったけれど、世間一般に出回っている「マンガでわかる〜」シリーズに比べ、マンガ部分と文章の解説部分の読者層が離れている気がして読みにくかった。しっかり地震の仕組み、データ、歴史を取り上げているだけに勿体ない。この調子で何巻まで続くんだろ…と思ったら、あまり選書はしないかな… #NetGalleyJP2024/07/12
あつ子🐈⬛
12
愛知県民として、これは買わねばと。地震怖いよ…。そして、続 き が 読 み た い!
TAKA0726
12
25年2月11日15時07分、マグニチュード9.2最大震度7南海トラフ地震予想。水没している車のドアは水圧により人間の力では開かないが、完全に水没すると水圧の差がなくなり比較的簡単に開く。百人以上の犠牲者の大地震はこの100年間で16回。日本では平均で6年に1回で、93年7.8北海道地震、95年7.3阪神・淡路大震災、11年9.0東日本大震災、16年7.3熊本地震、そして24年の能登半島地震。南海トラフの゙予想は阪神に比べ犠牲者50倍、全壊20倍、避難者数30倍の想定。自分は果たして他人を救えるだろうか。2024/08/23