出版社内容情報
密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクトする、まさに「マルチエンディング・ミステリー」
『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。
築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。
ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。
深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、
たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか?
住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。「7つの選択肢」から犯人を決めるのは、あなた。
読者投票の結果も収録。
文庫化に際して、『犯人選挙』を改題。
内容説明
東京都内にある「大泰荘」で八人の住人が共同生活を送っていた。筋骨隆々な男性住人が鍵のかかった自室で遺体で発見される。門限があり深夜零時に玄関の内側からチェーン錠がかけられていた二重の「密室」状態で、誰が、どんな方法で殺したのか?七つの結末をあなたが選ぶ画期的なミステリー。
著者等紹介
深水黎一郎[フカミレイイチロウ]
1963年山形県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院後期博士課程単位取得退学(仏文学専攻)。在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに留学。ブルゴーニュ大学修士号取得、パリ第12大学博士課程研究専門課程(DEA)修了。2007年に『ウルチモ・トルッコ』で第36回メフィスト賞を受賞しデビュー。’11年に短編『人間の尊厳と八〇〇メートル』で第64回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。’15年『ミステリー・アリーナ』が「本格ミステリ・ベスト10」で第1位に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yukaring
ア・トイロッテ(マリポーサとも言う)(各短編の評価はコメントで)
みつちや
きたさん
マッちゃま