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出版社内容情報
「紅花(カルタモ)の修道院」に住む少年・レノ。騎士に憧れる平凡な少年の日常は、ある日で大きく変わる―――。美しくも過酷な中世ヨーロッパ世界で活きる人々を描く、歴史×グルメファンタジー!
収録料理:レンズ豆のスープ うさぎのパイとパテ 修道院のクッキー 中世風ぶどうジュース
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひぬ
23
【電子】作者の前作がとても好きだったのでこちらも購入。ある日住んでいた修道院が野盗に襲われ、騎士に救われた少年・レノ。騎士についていくことを決め、彼の従者として城へと向かうことになります。前作でも思いましたが、中世ヨーロッパの描写がとても丁寧です。城のつくりや食事などもしっかりと説明され、勉強にもなります。派手な展開はないのですが、とても優しい物語でした。2023/09/17
しましまこ
12
ごはん買い。中世ヨーロッパの修道院レシピ。表紙のほんわかイメージとは違い野盗に襲われたり、城を落とされかけたり大変…レシピと豆知識も満載。2024/04/23
クイックラック
3
予約特典の本物の羊皮紙に吊られて購入。元修道士で騎士に憧れるレノが自慢の料理で騎士に仕える。展開上、料理バトル漫画になってもおかしくないのにちゃんと破綻せずに騎士物語になってる。すごい。前作「騎士譚~」の時も物語を支える石工や染物職人たちの考証がしっかりしてるなあ、って思ったけど、今作もこの物語の片隅できっと生きてる馬蹄職人さんや粉挽き人が見えないのにその姿が見えてくるから不思議。あと吟遊詩人殿……ご尊名を伺ってもよろしいだろうか……なんかいろんな騎士譚をご存知のようにお見受けする……2023/09/16
YS-56
3
美味しさを含めてその時代を想像したい。良き食卓が明日の糧になりますように。2023/09/11
KUU
2
むしろついてる方がお得まである。という古の賢者の名台詞を思い出すね。ファンタジーでないリアル中世。逆に「こうだった」という正解があるので指輪物語のような想像により創造された異世界感は無いが、まったく詳しくない身としては十二分に目新しい2023/09/21