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内容説明
本書は、世界最高の投資家=ウォーレン・バフェットのメッセージを88個紹介する語録集。そのメッセージを通して、通勤時間や待ち時間など、「スキマ時間の1分間」を活用し、バフェット流マネー哲学をマスターすることができる。
目次
第1章 逆を行くことだ。ただし正反対では芸がないな
第2章 あわてずに待とう。時間が幸運を連れてくる
第3章 ギャンブルは禁止。最後にゼロをかければゼロになる
第4章 「人」に投資するんだ。好きというより組める相手さ
第5章 公開情報を深く読め。裏情報なんてカモを釣る餌だ
第6章 得意分野の外に出るな。臆病は危機管理になるんだ
第7章 いつも「誠実」の側に立て。信用なき金持ちは叩かれる
第8章 お金以外の目的を持つ。欲から自由になるコツさ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メガネ
22
千田琢哉さんの著書で紹介されていたもの。アメリカがITバブルで沸く頃、「私にはITの知識がない」と投資しなかったバフェットの名言を集めたもの。秒速で稼ぐ人やインサイダー取引など、一攫千金をもくろむ話が多い中、バフェットは堅実で、勤勉だ。知らないことには手を出さない。とにかく投資するときは、調べ上げる。儲け話に乗って株取引をはじめようと思ったなら、必ず読むべき。堅実で勤勉な姿勢は、株取引に興味がなくても。ただし、著者はバフェットではない。2014/03/29
PONSKE
18
フォーブズ世界億万長者ランキング2位の経営者の語録。長期の投資をするも、分散投資というリスク軽減のやり方をとらずに、信頼できる企業に投資するというスタンスだった。投資を金儲けのみならず、応援する意味も込めていることと、原則を守り周りに流されない姿勢はいわゆるお金持ちのイメージとは違った。ただ、この信頼できる企業を見抜くというのは失敗を含めて経験と知恵が必要で、楽なことではないのだろうなと思った。バフェットは11歳で投資を始めたというので驚きだが…。2017/11/12
おおたん
15
サクッと読めました。投資の本を読まれている方はおさらい用。もしくは、手元に置いておいて、時間がある時に振り返るための本として。投資初心者は、入門書として。また、投資の心構えとして役に立つ本だと思います。やはり、当たり前ですが、2つの投資原則「1.損をしないこと」「2.1の原則を忘れないこと」は、まさにそうですね。また、「投資で重要なのは、自分でルールを考えることと、それを破らないこと。」も反省する点でした。投資家としても、そして「正しく生きるとは?」を教えてくれる本です。2020/08/27
645TJC
14
バフェットの投資への基本的な考え方が簡潔にまとめられていて良い。自分から始めない限り成功はあり得ない。 ・価格とは、何かを買う時に支払うもの。価値とは、何かを買う時に手に入れるもの ・リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです ・集団の中から飛び抜けた投資実績は生まれてこない」 ・他人が貪欲になっている時は恐る恐る、まわりが怖がっている時は貪欲に ・時代遅れになるような原則は、原則ではない ・少額でいいから投資する。本を読むだけでは理解できない。 2017/11/25
はるわか
12
価格と価値の差(安全域)に注目して投資。素晴らしい企業をまずまずの価格で買う。自分でルールを考えることとそれを破らないこと。チャンスがめぐってきた時だけ行動する。1日1時間を自分にあてる。簡単なことをやる。投資はまず事業を見る。自分にとってのヒーローと呼べる人物を持つ。熱意。予測できる想像力。年次報告書(アニュアルレポート)。手当たり次第読む。自分の限界を知り、そこから出ずに戦う。集中力。実行力と誠実さ。自分が好きなことを。2016/08/25