星海社新書
こども庁―「こども家庭庁創設」という波乱の舞台裏

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065328996
  • NDC分類 317.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報

自民党を「こどもを語れる場所」に変えた1年半の疾風怒濤伝!

2023年4月に発足した「こども家庭庁」。その創設の舞台裏には、自民党の常識にとらわれない新しい政治の「闘い方」があった! こどもの虐待や不登校、自殺者が多発する日本の厳しい現状を「こども緊急事態」として菅義偉内閣総理大臣に「こども庁」構想を直談判した2021年1月24日、闘いは始まった。「総裁選」や「党内や官僚からの抵抗」、「こども庁名称問題」、「メディアからの批判」幾多の危機にあって、命綱となったのは「ゲリラ的勉強会」、「デジタル民主主義」という驚きの政治戦略だった! 本書は、「こども庁」構想の発起人の一人である著者が、庁の発足までの舞台裏を書き下ろした疾風怒濤の政治ドキュメンタリーである。

*以下、本書目次より抜粋
はじめに

第1章 それでも政治は動かないのか? こどもが置かれた現状と「こども庁」の必要性

第2章 こども庁提言への前哨戦 創設に向けて動き出す

第3章 普通にやったら潰される!? こども政策を先導したゲリラ組織の勉強会

第4章 山は動いた! ~菅義偉総理の決断~

第5章 突然の菅総理の退陣表明 こども庁提言、絶対絶命の危機

第6章 こども庁・こども家庭庁の名称問題勃発 法案国会提出の閣議決定に間に合うかの攻防戦

第7章 諦めるわけにはいかない! 困難を極めた「こども基本法」制定

第8章 国会最終日、ギリギリ可決に漕ぎ着けた法案 険しい山を上り詰めて

第9章 こども家庭庁の役割とこども政策推進のために 今必要なこと――

謝?辞

こども家庭庁創設に関する年表

内容説明

自民党を「こどもを語れる場所」に変えた1年半の疾風怒涛伝!2023年4月に発足した「こども家庭庁」。その創設の舞台裏には、自民党の常識にとらわれない新しい政治の「闘い方」があった!こどもの虐待や不登校、自殺者が多発する日本の厳しい現状を「こども緊急事態」として菅義偉内閣総理大臣に「こども庁」構想を直談判した2021年1月24日、闘いは始まった。「総裁選」や「党内や官僚からの抵抗」、「こども庁名称問題」、「メディアからの批判」幾多の危機にあって、命綱となったのは「ゲリラ的勉強会」、「デジタル民主主義」という驚きの政治戦略だった!本書は、「こども庁」構想の発起人の一人である著者が、庁の発足までの舞台裏を書き下ろした疾風怒涛の政治ドキュメンタリーである。

目次

第1章 それでも政治は動かないのか?―こどもが置かれた現状と「こども庁」の必要性
第2章 こども庁提言への前哨戦―創設に向けて動き出す
第3章 普通にやったら潰される!?―こども政策を先導したゲリラ組織の勉強会
第4章 山は動いた!―菅義偉総理の決断
第5章 突然の菅総理の退陣表明―こども庁提言、絶対絶命の危機
第6章 こども庁・こども家庭庁の名称問題勃発―法案国会提出の閣議決定に間に合うかの攻防戦
第7章 諦めるわけにはいかない!―困難を極めた「こども基本法」制定
第8章 国会最終日、ギリギリ可決に漕ぎ着けた法案―険しい山を上り詰めて
第9章 こども家庭庁の役割とこども政策推進のために―今必要なこと
最終章 政治を動かすということ

著者等紹介

山田太郎[ヤマダタロウ]
参議院議員。1967年生。慶應義塾大学経済学部卒、早稲田大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。米国外資系企業副社長等を務めた後、製造業向コンサルティング企業創業、3年半で東証マザーズに上場。東京工業大学特任教授、早稲田大学客員准教授、東京大学工学部非常勤講師、内閣府大臣政務官・デジタル大臣政務官等歴任。現在、自由民主党所属の参議院議員、党の「こども・若者」輝く未来創造本部事務局次長、こどもDX小委員長、Children Firstのこども行政のあり方勉強会共同事務局等。2021年1月、菅総理(当時)に子ども庁創設を直接提言。それをきっかけに党内外でこども家庭庁の議論が始まる。こども政策、表現の自由、デジタル政策など幅広く取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つきかげ🌙

13
こども家庭庁ができる舞台裏。 著者の山田太郎さんの奮闘があった事が伺える。2024/01/18

CTC

11
8月の星海社新書新刊。著者は自民党参院議員(比例、得票数全国3位)山田太郎。本書は今年4月に立ち上がった“こども家庭庁”の役割や実態を詳らかにするものではなく、創設に際する動きを山田の視点から辿るもの。著者は12年に“みんなの党”から参院議員になっているが、その頃から“こども庁”の必要性を掲げ、16年には安倍総理(当時)宛に要望書を提出している。19年自民党に転じ“成育基本法”成立等に尽力していた自見はな子らと共闘、こども庁創設を短期間に成している(自民内では11年頃より野田聖子が“こども政策”を推進)。2023/09/24

てくてく

5
「こども庁」が「こども家庭庁」として創設されたり、「こども基本法」や「こどもコミッショナー」に関する議会内外の動きを、その発案者のひとりである議員がまとめたもの。政界を知っている人ならではのかけひきや手ごたえみたいなものを綴っている部分が特に面白かった。2023/09/03

おーいし

1
こども家庭庁の発足について、発起人のひとりである山田太郎議員の立場から書かれた本。こども政策を巡る周辺事情の理解に役立つのはもちろんのこと、国政の進め方のフローについても理解できる1冊。 今すぐに求められる本というより、史料的な意味合いのある本かも。2024/07/09

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