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出版社内容情報
遠い戦場から巨大な蓮の花を通って我々の東京に送られてきた傭兵ショウと強化犬のヘル。対立する立場だったが、元の世界に戻るため、一時的な同盟を結ぶ。 人間に擬態している植物たちがいる。彼らは元々普通の人間だったが、ショウたちが元いた世界(戦乱界)からこちらの世界(治平界)にやって来るために身体を変化させたらしい。ショウは元の世界に戻る方法を探るべく、人間擬態植物たちを呼び出した。現れたのは黒檀を媒介とし、巨体に変化し襲い掛かってきた黒田、そして得体のしれない能力を使う男・神無月!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとみん
8
戦乱界と治平界の関係が分かったところで、ショウのお母さんの口ぐせが子供たちに受け継がれていることに涙。サポートチームの面子も北川と哲君を始め表現の仕方は違えど気持ちのいい子たちで、彼らを取り巻く状況は殺伐としているのに爽快な読み心地なのがいい。ヘルの試しが毎回楽しいので、この先も新たな挑戦者が来ないかなと変な期待もしている。2023/09/29
たるたる
6
転生系でそのまま異世界に飛ばされるパターンは定番だけれど、飛ばされた先が我々のこの世界。異世界といってもパラレルのようであちらの世界の日本は長引く戦争で疲弊しきっていた。 その世界から少年兵と人語を解する戦闘犬が飛ばされてきた。しかもこちらの世界には、平和に見えて実はその世界からすでに改造人間が送り込まれていた。 巻末、主人公には重い選択肢が示される。2023/10/02
本を読むのは寝室派
5
(傑作)皆川氏の作品は、結構ラストで今までの展開を台無しにするズッコケが多い気がするので、今の展開が一番頂点な場面かもしれない。他の作品にも共通するが、単純に善悪の戦いでなく、どちらの立場についても考えさせられ、どう話が続くのかすごく気になる。2023/10/28
毎日が日曜日
5
★★★2023/10/15
もだんたいむす
4
あべこべってことなのね。いい感じの正義感。2023/11/11