星海社新書<br> 小説編集者の仕事とはなにか?

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星海社新書
小説編集者の仕事とはなにか?

  • 唐木 厚【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 星海社(2024/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065326251
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0274

出版社内容情報

編集者の仕事を、徹底的に語り尽くす!

講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。


そう。
この人が、30年前ぼくがかけた電話に出てくださった“始まりの人”です
ーー京極夏彦


*本書目次
はじめに

第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる

第2章 編集者として、現場で学んだこと
<23~25歳>編集者になるまで
<25~29歳>京極夏彦という才能との出会い
<30~35歳>メフィスト賞で多くの才能と出会う
<36~39歳>文三の部長として、編集者をプロデュース

1996~2005年?メフィスト賞受賞作一覧

第3章 小説編集者の仕事のステップ

第4章 編集者としてミステリを考える[Q&A]

第5章 これからの小説の書き方を考える

小説で「視点」が大切なのはなぜか
小説の未来を変える「書き言葉」の開拓を

おわりに

参考文献

謝?辞

内容説明

講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。

目次

第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる
第2章 編集者として、現場で学んだこと(“23~25歳”編集者になるまで;“25~29歳”京極夏彦という才能との出会い ほか)
第3章 小説編集者の仕事のステップ
第4章 編集者としてミステリを考える“Q&A”
第5章 これからの小説の書き方を考える(小説で「視点」が大切なのはなぜか;小説の未来を変える「書き言葉」の開拓を)

著者等紹介

唐木厚[カラキアツシ]
編集者。1964年長野県生まれ。京都大学文学部卒業。1988年に講談社に入社。1990年より文芸図書第三出版部に異動する。主に講談社ノベルスの編集を担当し、京極夏彦氏や森博嗣氏のデビュー、メフィスト賞の立ち上げなどに携わる。その後、『群像』編集長、講談社文庫出版部長などを経て文芸局長に。その間に、電子書籍事業、投稿サイト事業などにも関わる。2020年に講談社を退社、現在は自由な立場で小説編集、評論などを行っている。2023年から星海社FICTIONSの軍師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanonlicht

32
京極夏彦や森博嗣といった人気作家を世に送り出し、メフィスト賞を立ち上げ、講談社ノベルスの躍進に多大な影響を与えた著者が、自身の来歴と小説編集者としての心構えを語ったもの。得意分野より苦手なジャンルのほうが冷静に分析できるというのは至言。本が売れなくなってきている現状への問題提起として、小説の口語体が現代社会で日常的に使う言葉と乖離しはじめていることを指摘し、時代に即した新しい書き言葉の開拓を提案する。若者の本離れや販売形態の変化などの外的要因に責任転嫁しない、まさに編集者ならではの視点に感動した。2024/06/12

よっち

31
編集者として講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった著者が、小説編集者の仕事とは何かを考える一冊。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。新本格ミステリやメフィスト賞のことだったり、担当してきた作品の数々など、当時の状況などを含めてなかなか興味深く読みましたが、今後の本のことを考えるうえで、これから何らかのマイナーチェンジしていくことも必要なんでしょうけど、書き言葉の文体に言及しているあたりはまさに編集者視点だなと思いました。2024/07/08

結城綾

16
文三・講談社ノベルス・メフィスト賞・京極夏彦などの作家のエピソードを編集者目線から語られている。編集者独自の思考や理念が垣間見えるので、編集者に少しでも興味があるなら楽しめる一冊。ミステリィ小説を執筆したい人にもオススメ。220ページという限られたページ数であるにも関わらず、情報量の密度はかなり高い。メフィスト賞作品は、以前から愛読している嗜好品の一種。この賞がないパラレルワールドを、私は信じたくない。それ程世間に影響を与えてきた、「究極のエンターテイメント」なのだ。2024/09/24

Tanaka9999

14
2024年発行、星海社の新書本。編集者視点の小説出版業界はこういう風に見えるのだ、と感心した。文体問題は、明治の言文一致運動のようなものが必要という意見。ただ社会の方がもっと変わらないとこのような運動は盛り上がらないよな気もしている。2024/07/18

kenitirokikuti

11
帯が京極夏彦である。私は初期の新本格(ミステリ)読者であるので…東京創元社の創元推理と小説現代増刊号だった頃のメフィストの購入者であった。純朴だったので、文三っていう、まぁスノッブな?言い方に何も感じなかった(知らなかった)のであったなぁ。群像や春樹も知らない状態▲小説本や新書も若者離れ…かつて若かった世代が加齢しても読んでおり、いまの若い層は入ってこない。マンガは売れており、地の文のである体やですます体が年寄り性を帯びてるようだ、本書ではですますにしたが、やはり単調で…など▲2024/06/04

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