出版社内容情報
編集者の仕事を、徹底的に語り尽くす!
講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。
そう。
この人が、30年前ぼくがかけた電話に出てくださった“始まりの人”です
ーー京極夏彦
*本書目次
はじめに
第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる
第2章 編集者として、現場で学んだこと
<23~25歳>編集者になるまで
<25~29歳>京極夏彦という才能との出会い
<30~35歳>メフィスト賞で多くの才能と出会う
<36~39歳>文三の部長として、編集者をプロデュース
1996~2005年?メフィスト賞受賞作一覧
第3章 小説編集者の仕事のステップ
第4章 編集者としてミステリを考える[Q&A]
第5章 これからの小説の書き方を考える
小説で「視点」が大切なのはなぜか
小説の未来を変える「書き言葉」の開拓を
おわりに
参考文献
謝?辞
内容説明
講談社ノベルスだけでも180冊以上を担当し、メフィスト賞の創設にも携わった編集者・唐木厚。京極夏彦氏や森博嗣氏のデビューを世に問うた筆者が、いかに本づくりに打ち込んできたのか。編集者の仕事の本質に迫ります。数多くの作家とタッグを組んできた豊富な経験と鍛え上げられた奥深い知見から、編集者に必要な能力をいかに養えば良いのか丁寧にまとめました。それだけではなく、右肩下がりと言われている小説の現状の分析と、未来への熱い展望についても独自の視点で語ります。ミステリについてのQ&Aも掲載、ミステリ好きも必見です。「小説編集者の仕事とはなにか?」筆者と一緒に楽しく考えてみませんか。
目次
第1章 小説の編集者とはなにか考えてみる
第2章 編集者として、現場で学んだこと(“23~25歳”編集者になるまで;“25~29歳”京極夏彦という才能との出会い ほか)
第3章 小説編集者の仕事のステップ
第4章 編集者としてミステリを考える“Q&A”
第5章 これからの小説の書き方を考える(小説で「視点」が大切なのはなぜか;小説の未来を変える「書き言葉」の開拓を)
著者等紹介
唐木厚[カラキアツシ]
編集者。1964年長野県生まれ。京都大学文学部卒業。1988年に講談社に入社。1990年より文芸図書第三出版部に異動する。主に講談社ノベルスの編集を担当し、京極夏彦氏や森博嗣氏のデビュー、メフィスト賞の立ち上げなどに携わる。その後、『群像』編集長、講談社文庫出版部長などを経て文芸局長に。その間に、電子書籍事業、投稿サイト事業などにも関わる。2020年に講談社を退社、現在は自由な立場で小説編集、評論などを行っている。2023年から星海社FICTIONSの軍師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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