内容説明
実戦力や独創性に欠ける「優等生」に替わって、元暴走族、元ヤンキー、元レディス、オタクなどが新たな価値を創造し会社を繁栄させる。多くの事例やストーリーによって、これからの時代に求められる新たな人材戦略を解説。
目次
第1章 暴走族、ヤンキー、オタクが大化け(町工場に入ってきた厄介者;一つのトラブルが彼を変えた! ほか)
第2章 あぶれた「不良」たちは人材の宝庫(優太の門出は順風満帆だった;野球で挫折した竜二は暴走族の「頭」に ほか)
第3章 「不良」のやる気は「優等生」のやる気に勝る(企業は優等生の「能力」より「やる気」を買っていた;非常時に露呈された「優等生」の致命的な弱点 ほか)
第4章 こうすれば、「不良」が「優良」社員に化ける(「知恵勝負」に徹底させよ;知恵を磨くため、社内の問題を共有させる ほか)
第5章 「不良」が組織をポジティブに変える(「優等生」ばかりの組織は衰退する;気がつけば、組織崩壊の一歩手前 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真夏みのり
4
いくらなんでも不良を評価しすぎだと思う。「優等生」と比較し、そこにないものが「不良」にあるというのは完全に幻想ではないか。「優等生」が当たり前に持っているものを持っていないのが「不良」であり、かといって「優等生」にないものも持っているわけではないのではないか。彼らは組織の論理に従えず「不良」になったのではなく、ただの怠惰の結果ではないのか。元ヤンキー・刑務所あがりが頭より心で動き、夢を持っているなど、へそが茶を沸かすわ!!2011/03/30
TsuRu
2
会社にも、すごいエネルギーと度量の大きさが求められるようです。2015/11/24