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出版社内容情報
元戦闘工作員・島崎真悟。殺し合いの世界から身を引こうとする彼を組織は許さなかった。島崎は追っ手との戦闘で傷を負って帰還する。そんな彼に、束の間の日常が戻ってくる。飼い犬のたまきちを通じて隣人と出会い、カオリたちと洋服を買い、さらには着ぐるみに入ってショーに出演…!?平穏を望む戦士の日常に「初めて」が溢れる第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
46
意志を持つナイフとして生きてきた島崎が、武器としてでなく人々の役に立つ道具としてのナイフに目覚めつつある。たまきちという庇護すべき相棒を得、気に掛けてくれる人々と巡り合い、平和な日々へ。だがLELは島崎を排除すべき裏切り者として包囲を狭めてくる。辛いな。凍らせてしまった心がようやく溶け始めてきた島崎は、それでもやっぱり非人間的な冷徹な観察眼を以て事態を俯瞰しているように見える。人間性は戦場では不要なものだから、それを大切に思い始めた島崎は本当に戦場に立てるのだろうか。2023/08/06
山田太郎
18
面白くないわけでもないけど、それほど熱心に読むまでファンではないけど、あと何日は最後なんか一ひねりくらいあるのか気になるところではあります。今週土曜日は15年振りくらいの高校のときの友人に会う予定。2時間くらいは話が持つものかと思った。2023/09/28
mintia
12
島崎の身体能力の高さは凄すぎる。2024/09/29
コンチャン
11
平和なシーンが描かれるたびに、暴力とのギャップが重くのしかかってくる内容でした。続きが気になります。2024/03/27
JACK
11
☆ テロ組織LELを抜けた島崎は日本の小さな町で平和に暮らしていた。追手を倒し、隠れ家を移り住んだものの、組織は追手を送り続ける。着ぐるみを着てアクションショーに出たり、海外の料理を喫茶店のメニューに出したりといったちょっと変わった経験の中で島崎は自分の居場所を見つけて行く。不器用だったり、時々戦闘員としての本性が出てしまい、変わり者と見られている島崎。彼が平和な日本で平和に暮らせる日が来ると良いのですが、モノローグによるとそうは行かない様で…。読んでいて切なくなります。2023/08/11