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出版社内容情報
イギリスを軸に、フリーの地政学リスクコンサルタントとして世界中で働く八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技(主にプロレス技)で世界中の事件を解決すること。百合は同居人・アレックスの故郷・台湾で彼の祖父が求める人形を捜すことに。だが、人形のありかには謎があるようで・・・。さらにユートピア? ディストピア? 南アフリカの仮想空間で事件が起きる! キーは黒人と白人! 日本人は気にならざるを得ない台湾編や人種問題を収録! さらに広大な大地で広がる「お金のない空間」で事件が起こる!? 世界の情勢が楽しく気楽にわかる第13巻です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
P太郎 ̄(=∵=) ̄
18
【台湾編】百合の相棒、アレックスのおじいちゃんの人形劇の人形を探して。親日国だけど、日本統治時代や中国との関係もあり、複雑な歴史が人形劇にもあって…。【南アフリカ編】アパルトヘイトが街並みに残っている南ア。黒人少年とオランダ系白人少年がe-sportsで世界一を目指す。優勝候補に負けそうな時も、インビクタス、屈せざる者はファイティングポーズで!【アメリカ編】ウクライナ美女オクサナ再登場♪ウクライナ支援のため、バーニングマンに参加しているテック産業創始者を探すことに。参加者はシリコンバレー技術者が多いとは!2023/07/25
neputa
15
南アフリカ篇に『インビクタス』が登場する。かつての南アフリカ支配国イギリスの詩人ウィリアム·ヘンリーによる不屈を表す詩だ。この詩人は結核、両足切断など様々な困難に見舞われながら不屈の叫びを海を越えるほどの芸術へと昇華した。この詩は後に南アフリカ第8代大統領となるネルソン・マンデラの、27年に及ぶ投獄生活を支えた。対立する国家を間に挟み理由は違えど共鳴した2人の不屈の魂に震える。このエピソードを見事に現在の南アフリカ情勢に織り込み描かれた南アフリカ篇に心から感動した。監修・川口貴久氏による解説も良き。2023/08/11
YS-56
6
知らない世界を知ることが良い経験となりますように。そのためのチセイですね。2023/08/01
毎日が日曜日
5
★★★+2023/07/25
ak
1
南アフリカ。ゲームも環境が重要だよね。2023/11/15
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