出版社内容情報
●内容概要
森の土が水を安全にきれいにして、生き物を豊かにし、土砂災害など災害を起こしにくくするメカニズムを、多数のイラストや図版で解説する「水育」ガイドブック。20年以上にわたって「水のための森づくり」を試行錯誤してきたサントリーへの取材をもとに、水のサイクルや日本のいまの森の姿に迫ります。
この本を読むと、生命に欠かせない「きれいな水」を永遠にリサイクルするためには「森の手入れ」が欠かせないことがわかります。森や水に関する調べ学習や、自由研究の参考書に、ぜひご活用ください!
●目次
序章 きれいな水をつくってたくわえる「森の土」
1章 日本は森に助けられてきた
2章 飲み物会社、森づくりを本業に
3章 森づくりもいろいろだった
4章 どうして森は水を育むの?
5章 森に入れない!?
6章 二つの手ごわい敵〈前編・シカの巻〉
7章 二つの手ごわい敵〈後編・竹の巻〉
8章 豊かに見える森の中で起きていること
9章 自然の姿に近づけたい
10章 わかりだした地下世界
終章 水の未来に向かって
※「水育」はサントリーホールディングス株式会社の登録商標です。この本はサントリー「水育」の公式ガイドブックではありません。
内容説明
水のための森づくりは、土がカギをにぎっています。雨をしっかり地中にみちびくふかふかの森の土は、きれいな水を生み出してくれます。そして、ふかふかの土は、土砂災害を減らしてくれます。さらに、森にすむ生き物の種類や数を増やしてくれることもわかってきました。この本では、その一石何鳥もの仕組みを、わかりやすく解説し、そうした森にするために必要なことは何かを伝えていきます。
目次
序章 きれいな水をつくってたくわえる「森の土」
1章 日本は森に助けられてきた
2章 飲み物をつくる会社、森づくりを本業に
3章 森づくりもいろいろだった
4章 どうして森は水を育むの?
5章 森に入れない!?
6章 二つの手ごわい敵“前編・シカの巻”
7章 二つの手ごわい敵“後編・竹の巻”
8章 豊かに見える森の中で起きていること
9章 自然の姿に近づけたい
10章 わかりはじめた地下世界
終章 水の未来に向かって
著者等紹介
浜田久美子[ハマダクミコ]
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。横浜国立大学大学院中退。精神科カウンセラーを経て、木と森の幅広い力と魅力に出会い作家に転身。森との接点が失われた時代に、もう一度森と人とのより良い関係をつくるために挑む人々を取材している。2000年から長野県伊那市と東京都三鷹市の二ヵ所に暮らす二住生活中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。