出版社内容情報
『ドラゴン桜』『クロカン』『アルキメデスの大戦』などのヒット作で知られるベストセラー漫画家・三田紀房さんは、30歳になるまで漫画家になることなど夢想もしていなかった。
それどころか、子どもの頃は「とりたてて人並み優れたところもなく、何かに憧れるということもなかった。だから、人から『将来の夢は?』と聞かれることがとても嫌だった」という。
そんな子供時代から始まった人生は、時折とんでもない不運に見舞われるのだが、のちのち振り返ってみれば、その不運そのものが幸運へのきっかけになっており、まるで「人間万事塞翁が馬」の故事を地で行くような半生を送ってきたのだ。
夢のない少年時代、図らずも巨大な借金を背負うことになった20代、漫画を描いても描いても売れなかった30代。そんな彼が億の金を稼ぐようになった。その大逆転の根底には、三田さん独特のユニークな考え方があった。
この三田さんの思考方法は、今現在、窮地に陥っている中高年、将来に夢を抱けない若者たちにとって、大いなる参考になるはずだ。
内容説明
将来の夢なんてない、漫画にも興味はない少年は、いかにしてベストセラー漫画家となれたのか?しかも少年は、20代で約1億円の借金を背負ってしまう。だが、そのピンチこそが彼の人生の大きな転換点になったのだった!
目次
第1章 僕の漫画創作論 非漫画少年が掴んだ創作の秘密
第2章 僕の生い立ち 商家に生まれ育った夢のない少年
第3章 剣道一色の青春時代
第4章 ひたすら地味な東京生活の中に埋もれていた“幸運の種”
第5章 三十歳の遅咲き漫画家デビュー ピンチはチャンスだった!
第6章 デビューはしたものの…停滞の日々
第7章 ターニングポイント!『クロカン』連載スタート
第8章 運命の選択からフル回転操業時代へ
第9章 『ドラゴン桜』誕生秘話
第10章 漫画家人生第二ステージ
著者等紹介
三田紀房[ミタノリフサ]
1958年、岩手県北上市生まれ。明治大学政治経済学部卒業。『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Roko
akihiko810/アカウント移行中
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
kanaoka 58
葵堂