講談社文庫<br> 本格王〈2023〉

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講談社文庫
本格王〈2023〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065319383
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一編15分、世界がぐるりと裏返る。
本格ミステリ作家クラブが選んだ2023年の本格ミステリ短編の最高峰!

☆☆☆

目次

序 本格ミステリ作家クラブ会長 麻耶雄嵩

今村昌弘氏「ある部屋にて」
結城真一郎氏「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」
潮谷験氏「二〇XX年の手記」
矢樹純氏「血腐れ」
荒木あかね氏「同好のSHE」
白井智之氏「モーティリアンの手首」
道尾秀介氏 「ハリガネムシ」

解説 阿津川辰海

☆☆☆


内容説明

今年を代表する謎はこれだ。作家・評論家が厳選した、年に一度の短編傑作選。今村昌弘「ある部屋にて」、結城真一郎「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」、潮谷験「二〇××年の手記」、矢樹純「血腐れ」、荒木あかね「同好のSHE」、白井智之「モーティリアンの手首」、道尾秀介「ハリガネムシ」。

著者等紹介

今村昌弘[イマムラマサヒロ]
1985年、長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各種ミステリーランキングで第1位を獲得し、18年の本屋大賞でも第3位に選ばれた。さらに同年、本格ミステリ大賞小説部門も受賞

結城真一郎[ユウキシンイチロウ]
1991年、神奈川県生まれ。東京大学卒。2018年『名もなき星の哀歌』で新潮ミステリー大賞を受賞し、翌19年デビュー。21年「#拡散希望」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同作収録の『#真相をお話しします』が22年のミステリーランキングを席巻、23年の本屋大賞にもノミネートされた

潮谷験[シオタニケン]
1978年、京都府生まれ。2021年、メフィスト賞を「スイッチ」(刊行時『スイッチ悪意の実験』に改題)で受賞し、翌21年デビュー。2作目の『時空犯』は、リアルサウンド認定2021年度国内ミステリーベスト10選定会議で第1位に

矢樹純[ヤギジュン]
1976年、青森県生まれ。2002年より漫画原作を手がける。12年「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家デビュー。19年に刊行した短編集『夫の骨』の表題作で、20年に日本推理作家協会賞短編部門を受賞

荒木あかね[アラキアカネ]
1998年、福岡県生まれ。九州大学文学部卒。2022年『此の世の果ての殺人』で第68回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

65
今村さん既読。大半が登場人物の心境もあってか全体的に重くどんよりした雰囲気が付き纏う。今村さん以外で言うと意外とストレートな潮谷さん、顛末を知った某人物の反応(鬼の首取った感ありそう)が気になる荒木さん(やっぱデビュー作はあれ意識してたか)、著者の言葉込みでニヤニヤ驚き出来た白井さんが個人的に好き。しかし、道尾さん読むとソブケンさんが「動かぬ証拠」で出来なかったやつ今出来るのではと考えてしまう。2023/06/17

うまる

38
2021年のから読んでいますが、一番つまらなかったです。年間選書というより普通のアンソロジーレベルで、話題の作家の作品を並べただけって感じ。前年のレベルが高かっただけに落差が凄いです。 推し作家の矢樹さんと白井さんもなんだかな~。矢樹さんは、なぜ今、この作品で選ばれたのか謎すぎる。これが著者の傑作だと思われたら腹立たしい。白井さんは、せっかく真相がよくできたSFミステリなのに、余計な描写が多い。暴力とか鬼畜な描写を入れなければいけないという強迫観念でもあるんだろうか。来年も同じ選者なら買わないな。2023/06/26

ひさか

36
7編の本格ミステリアンソロジー。結城さんのゴーストレストランシリーズが良かった。シリーズを読んでみたい。他、いずれもラストであっ!となるのが心地よい。2023/09/27

のりすけ

29
白井さんの作品目当て。期待通りでとっても面白かった。「そっちか~~~い!」どれも平均以上の出来栄えだけど、今村さんと結城さんと潮谷さんは、ちょっと好みじゃなかったかな。個人の嗜好なのでお許しください。矢樹さんのホラータッチも好き。荒木さんは「新刊読まなきゃ!」となっちゃった。道尾さんは相変わらず完成度高いなぁと感心。考察の余白があってうまいと思うの。2023/09/24

おうつき

29
矢木純のみ初読み。ここに選出されている時点で一定以上の質は担保されているようなものだけど、それにしてもどの作品も面白かった。今村昌弘はミステリ作家としての地力が凄いので、特殊設定に頼らずとも面白い作品が書けるのだと再認識。潮谷験は一風変わった切り口だがぐっと引き込まれる。荒木あかねはデビュー作と同じ二人の女性を主軸に話が展開されるが、読後感が最高だった。白石智之はこういうのを書かせたら右に出る者はいないよなと苦笑い。道尾秀介は趣向が面白かった。スマホの音量調整をミスっていたせいで、心臓が止まるかと思った。2023/07/02

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