キッチン・セラピー―Kitchen therapy

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キッチン・セラピー―Kitchen therapy

  • 宇野 碧【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065318072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


今夜、ひとりでキッチンに立ちたくなる一冊。

第一話 カレーの混沌
旅先での出来事をきっかけに、人生の「迷子」になってしまった大学院生。
ひと皿:スパイスと「ある物」を使って作るカレー

第二話 完璧なパフェ
家事と仕事と子育てに追われ、自分の好きなものを忘れてしまった母親。
ひと皿:「彼女にとって」一点の曇りもなく完璧なマンゴーパフェ

第三話 肉を焼く
キャリアを地道に積み上げるも、周りとのライフステージの変化に思い悩む医師。
ひと皿:生きる力を取り戻すための肉

最終話 レスト・イン・ビーンズ
町田診療所の主、モネの過去が明らかに。いま、豆を愛したある人のことを偲ぶ。
ひと皿:持ち寄った、それぞれの大切な料理

「どうして私たちは、大切なことから真っ先に忘れるようにできているのだろう」


内容説明

作って、食べて、生きる。森の中にある「町田診療所」。そこは温かくて不思議なキッチンだった。すべての料理は、人を癒やす「くすり」になる。

著者等紹介

宇野碧[ウノアオイ]
1983年神戸市出身。旅、本、食を愛する。2022年、ラップバトルを通じて母と息子の対話を描いた『レペゼン母』で小説現代長編新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。