保健室経由、かねやま本館。〈6〉

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保健室経由、かねやま本館。〈6〉

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065315972
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

――保健室の地下に、湯治場があった!?
第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』のシリーズ第6巻目!

●大正ロマンの温泉街 山形県の銀山温泉が推薦!
「まるで銀山温泉にリープしたような情景が目に浮かぶ癒やしのシリーズです。温泉のようにじんわり温かい気持ちになれるはず。」

●2023年8月31日まで
作品を買って応募してくれた方の中から抽選で100名に「かねやま本館。」オリジナル手ぬぐい&著者直筆サイン入り入館証をプレゼントします。詳しくは6巻の帯をご覧ください。

●主な内容
ヨシノの母親は、病弱な妹のマコを心配してばかり。ヨシノは、自分は母親に愛されていないと感じている。
母は妹を理由に父と離婚することになり、ヨシノはマコに対して嫌な感情を抱く。
塾でも学校でもピりついた雰囲気なので、自他共に認める「嫌われ者の高田芳乃」だ。

ヨシノはかねやま本館に呼ばれ、かねやま本館が初めて自分に「向き合ってくれた存在」だと思う。
かねやま本館で出会ったリマに出会い、ここが自分だけの場所ではないことを知り、嫉妬を抱くヨシノ。
そんなヨシノを見て、リマは「私の姉にそっくり」とつぶやく…。
ヨシノはリマと話すことで、自分自身の態度を考え直すようになる。

そんな中、ヨシノは華世子と名乗る美しい女性から、「かねやま新館」に来るよう誘われる。
それはリマも同じようで…?

第6巻は、「かねやま新館」の存在がさらに色濃く!? 
もし、かねやま新館を選ぶならば、かねやま本館には二度と行くことができなくなる……。
はたしてふたりは、どっちを選ぶ……!?

「疲れたら、休んでもいいんだ」
かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。

〇こんな子にオススメ!
□ 下の子ばっかり愛されていると思う
□ 自分は嫌われ者だからしょうがない
□ 自分のまわりには、味方がいないような気がする
□ 「かねやま新館」が気になる
□ 湯治場(トージバ)って、なに?
□ 親友を見つけたい

〇編集部に届く、みんなからのアツイ感想!
・僕はこの本をよんで元気づけられています!(12歳)
・この本はとてもおもしろくて大好きですべて見ました。これからも、もっとシリーズをかいてほしいです。(11歳)
・中学になったらかねやま本館があらわれてほしいです。(10歳)
・主人公のつらさに共感して泣いてしまいました。(11歳)
・この作品に出会えてよかった。(14歳)

内容説明

規則その一、紫色の暖簾は、けっしてのぞいてはならない。規則その二、かねやま本館の話を、元の世界でしてはならない。

著者等紹介

松素めぐり[マツモトメグリ]
1985年生まれ。東京都出身。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。『保健室経由、かねやま本館。』で第60回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同シリーズ1~3巻で第50回児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

74
かねやま本館⑥中学生専用湯治場「かねやま本館」今回のお客様は、中3の芳乃(よしの)。何度も転校して友達も作れず、母親は病弱な妹にかかりきりで芳乃にかまってくれない。大好きだった父も離婚で離れ離れになり、芳乃ひとりぼっちだった。諦めの気持ちから、毎日イラついて不満ばかり言っていた芳乃は、かねやま本館に来て癒される。自分だけの特別な場所を得たと思った矢先、期限切れを恐れ、同じ利用者のリマにも嫌な顔をした。不思議な女性華世子に「かねやま新館」に誘われた芳乃は、その魅力に強く引かれる▽3巻の子が成長して登場2023/07/05

がらくたどん

64
中学生の芳乃さんは性格が悪いと自分でも思ってる。周りが自分に優しくしないからそのお返し。フン!て感じ。根っこにあるのは病弱な妹ばかり世話を焼くお母さんへの想い。愛の渇きがでんぐり返って不満で一杯。もうはち切れそう!そこで呼ばれた不思議な湯治場。私だけの憩いの場と思って喜んでいたら他の子も来るじゃない。信じられない。誰か私だけを見て。もう嫌だ。カバー画の表はぬか漬け裏はメロンソーダ。ただ飲むだけでうっとり甘いソーダの誘惑。野菜が「自分で」美味しい味に変わるぬか漬けの面倒だけど不思議な魅力。厳しいけど優しいな2023/07/20

モモ

47
喘息の妹に母の関心を全て持っていかれたと、心を閉ざす姉の芳乃。妹にもクラスメイトにも皮肉めいた言葉遣いがやめられず、クラスメイトから嫌われてしまう。そんな芳乃は「宍色の湯 効能:求愛」と「胡粉色の湯 効能:思いこみ」の温泉につかる。自分と反対の立場のリマに温泉で出会い、少しずつ妹の気持ちを理解していく。悪者役が出てくるが、ちょっといらない気もする。私は「赤銅色の湯 効能:心労」と「生成色の湯 効能:不安」に入ってみたい。2023/06/25

真理そら

40
5巻から敵軍団っぽいのが登場してシリーズの雰囲気が変化してきている。確かに現実の生活でも悩んだり気落ちしたりしているときは誘惑に惹かれやすいのかもなあ、と思いつつ読了。2023/11/06

ぶんこ

39
これで最後と心して読んでのですが、まだ続くようです。かねやま新館がずっとかかわってくるのかと思うと、もういいかなとも思う。ドラマには敵役が必要かもしれませんが、私はほんわかだけのお話が好き。病弱な妹に持っていかれてしまう親の愛。ないがしろにされてると思う芳乃のそばにいって、寄り添ってやりたくなりました。芳乃はリマに出会ったことで、妹の目線で見ることができ、行き場のないリマのお休み処に自分がなると決心する。中学3年での、この心意気、素晴らしい。ナリタクとムギが登場。夜ふけの公園で芳乃を気遣ってくれました。2023/10/19

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