出版社内容情報
準備はいいかな? みんな、絵を描くよ!
「まずはじめに じめんをかく」で始まる谷川俊太郎の詩の世界を、長新太がのびのびと描きだす。つぎつぎと広がっていく「え」の新しい世界!
1973年に刊行されてから長らく愛されてきた、谷川俊太郎と長新太の両巨人が組んだ絵本を、この度、貴重な原画を新たに撮り下ろしたデータを使用し、新装版として刊行。
2023年4月には「谷川俊太郎の絵本」展が東京・PLAY!MUSEUMUを皮切りに全国巡回予定、この展覧会でも『えをかく』が紹介されます。両巨人の才能の出会いを、この一冊で楽しめる絵本。
内容説明
谷川俊太郎×長新太ふたりがはじめてつくった絵本!1979年の復刊、2003年の新装を経て、新たな製版によりヴィヴィッドな色彩に生まれ変わったリニューアル版。ひとりよみ:5歳から。よみきかせ:3歳から。
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
詩人。1931年東京生まれ。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詞賞、1975年『マザー・グースのうた』(草思社)で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』(集英社)で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』(思潮社)で第1回萩原朔太郎賞、2010年『トロムソコラージュ』(新潮社)で第1回鮎川信夫賞、2016年『詩に就いて』(思潮社)で第11回三好達治賞など、受賞多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表
長新太[チョウシンタ]
1927年東京生まれ。1947年、東京日日新聞(毎日新聞夕刊紙の前身)の漫画コンクールで1等に入選したのをきっかけに、翌年、同社に嘱託で入社。1955年に退社し、創作活動に専念。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなど、さまざまな分野で活躍。1959年『おしゃべりなたまごやき』(作/寺村輝夫 福音館書店)で文藝春秋漫画賞、1974年、同作品1974年版で国際アンデルセン賞優良作品賞、1977年『はるですよふくろうおばさん』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、1981年『キャベツくん』(文研出版)で絵本にっぽん大賞、1986年『さかさまライオン』(文/内田麟太郎 童心社)で絵本にっぽん賞、1990年『トリとボク』(あかね書房)、『へンテコどうぶつ日記』(理論社)で路傍の石幼少年文学賞、1999年『ゴムあたまポンたろう』(童心社)で日本絵本賞、2005年『ないた』(作/中川ひろたか 金の星社)で日本絵本賞大賞など、受賞多数。1994年紫綬褒章受章。2005年6月25日逝去。享年77(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
けんとまん1007
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
遠い日
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