出版社内容情報
POP思想家水野しず、待望の初論考集にして決定版。
一見難解なのに、驚くほど読みやすい。理解(わかっ)てしまう面白さ。面白くて、胸を打つ。
今の世の中に決定的に足りない得体の知れない余白に鋭く切れ込みを入れ、混濁した現実味を攪拌する一冊。
冷笑系論考に飽き飽きしている全ての人に送る熱笑系論考集!
内容説明
“先の見通せない時代”と言うが、時代は全部そうだからこちらから「やりに行く」しかない。「新説」で「真説」で「親切」な人間論。
目次
1 気さく(本は全部読まなくてOK;「障がい者」という表記は使わなくてもいい;自分のことを矢沢永吉だと思い込んでいる人々 ほか)
2 マシ(「ガルマは死んだ」構文で分かる、誰もが理解できる文章の書き方;冷酷・自由・正直な「フランス映画脳」;無尽蔵に理不尽なクレームVS事実の指摘 ほか)
3 演繹―残像として意志として(提言 テディ・江角マキコ(概念)はドーナツである
我々は悠長に隠れミッキーを探している場合ではない
ポーツマス ほか)
著者等紹介
水野しず[ミズノシズ]
POP思想家/イラストレイター。1988年生まれ。岐阜県出身。武蔵野美術大学造形学部映像学科中退。「嫌さ」表現のスペシャリスト。論考のほか、イラストレーションや短歌でも独自の表現を追及。面白くて新しい雑誌『imaginary』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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