出版社内容情報
会社のために働くな。
「絶対に売れない、儲からない」と言われた、時代に逆らう最後のスポーツカーを、命がけで造り上げた男がいる。
日本最大の自動車会社・トヨタでもがき、苦しみ、サラリーマンでありながらも夢を追い続けるエンジニアたちの、心ふるわすノンフィクション。
スポーツカー「86」「スープラ」の復活を手掛けた元トヨタチーフエンジニア・多田哲哉を主人公に、技術者やその家族の苦闘と人生の喜びを描いた「週刊現代」の人気連載「ゼットの人びと」を大幅に加筆修正。
これまで秘密のベールに包まれてきた、トヨタエンジニアの牙城「技術本館」内部で繰り広げられる人間模様、スポーツカー開発の詳細なプロセス、そしてトヨタを世界企業に押し上げた歴代チーフエンジニアたちの「仕事術」にも、綿密な取材で肉薄する。スポーツカーファンのみならず、人生と仕事に悩むすべての人へ贈る物語。
内容説明
「絶対に売れない、儲からない」と言われてもスポーツカー「86」の復活に賭けたトヨタチーフエンジニアとその部下たち。巨大企業でもがき、打ちのめされながら、へこたれず夢を追いかけるサラリーマンの心ふるわすノンフィクション。圧倒的な取材で紡ぐ、熱き男たちとその家族の物語。
著者等紹介
清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950年、宮崎県生まれ。立命館大学経済学部を卒業後、1975年に読売新聞社に入社。社会部記者として警視庁、国税庁などを担当し、2001年から中部本社社会部長を務める。東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年に読売巨人軍取締役球団代表兼編成本部長に就任。2011年に同専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、以後ノンフィクション作家として活動する。2014年『しんがり 山一證券最後の12人』で講談社ノンフィクション賞を、2018年『石つぶて 警視庁二課刑事の残したもの』で大宅壮一ノンフィクション賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
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