ＫＣデラックス 月刊少年マガジン ＤＹＳ ＣＡＳＣＡＤＥ 〈３〉

中川海二

講談社（2023/03発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065310335
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

警察署に置かれたバケツには致死量12人分の血液と1本の腕が入っていた。
ベテラン刑事と美人上司のバディが片腕のない男を追う！　男は警察にケンカを売りつけるように挑発を繰り返す。
捜査を進めるほどに謎は深まり、過去に起きた事件が関連を見せ始める。この事件、根が深い！
『ROUTE　END』でサイコ・サスペンスの実力を見せつけた中川海二の意欲作！　コミックDAYSにて堂々連載！　
第３巻では、美人上司・宇賀田とベテラン刑事・三坂が事件の手がかりを求め「バケツ男」が置いていった12人のリストの人物を調査する。そして、ついに犯人が……！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

犯人が判明して、後は事後手続きで終わるんだろうか。犯人の常軌を逸した行動が怖い。あんな事件を起こした犯人が、まともな訳ないけど。

2023/03/20

[karatte]

頁を繰る手が止まらない。3巻の表紙絵、関係者ではあるけど何故おばさんの笑顔？　という疑問は読み終えて氷解。これはどんなショッキングなシーンよりも残酷なカットだ。スマホのデータ解析という現実的な手法で真犯人もかなり簡単に見つかり、潔いというか拍子抜けというか。今思えば主任が外された辺りから収束の気配はあったか。ただ、こんなモヤモヤ状態で物語が終わるはずもなく、事件の全容は今後ミーちゃんが明かしてくれる（はず）。以降はバケツ男の行動の謎を絡めた動機編・過去編になりそう。カスケードは止まらない。

2023/10/04

[hannahhannah]

犯人が判明。だが、まだ続く。犯人はかなり異常だが、宇賀田刑事も結構サイコパスィックなところがあると思う。

2024/12/02

[かなっち]

犯人は判明しましたが、モヤモヤが晴れなかった…第3巻です。だって、あの人が入院して荷物整理をしなかったら、きっとお蔵入りになってたかもしれないんですから。おまけに、本人に訴訟能力無しだなんて、犠牲になった被害者や家族の気持ちを思うとやり切れません。加えて、冤罪で捕まった人や、疑われた人の人生をも狂わせて。近所の良いお爺さん風の人をなぜそんな凶行に駆り立てたのか、次巻で明らかになる馬場の『○○へのインタビュー』が入ったファイルが、ドキドキしつつも楽しみです。

2023/07/05

[とにざぶろう]

「えええええ」という感じ。むっちゃ面白い。

2023/03/16