講談社文庫<br> 怨返し―古道具屋 皆塵堂

個数:
電子版価格
¥770
  • 電子版あり

講談社文庫
怨返し―古道具屋 皆塵堂

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月03日 03時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065308813
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日光街道の越ヶ谷宿の旅籠で働かせてくれた恩人・仁兵衛の遺品には幽霊が憑いていた。仁兵衛が若い時分に、江戸で借金の取り立て屋「すっぽんの桑次郎」という異名をとっていたことを知った甥の藤七は、遺品の数々を元の持ち主に返す旅に出ることになった。道中、「刀狩りの男」と呼ばれる浪人に襲われ川に落ちた藤七は、深川亀久橋近くの古道具屋「皆塵堂」で目を覚ました。
三十年前に仁兵衛が手に入れた遺品の数々は、「すっぽんの桑次郎」の借金の形なのか。優しかった伯父が人々に恨まれる非情な取り立て屋だったことがどうしても信じられない藤七は、限られた七日間の江戸滞在のうちに、遺品の持ち主を捜し出し、憑いている幽霊の謎を解き明かし、伯父の正体をつきとめることができるのか?
材木商のご隠居・清左衛門、力自慢の魚屋・巳之助、有能な小僧・峰吉らの助けも借りながら、「知りたがりの藤七」は江戸でも行く先々で幽霊をみることに……。
怪談+とぼけた笑いで人気の「皆塵堂」シリーズ、第十弾!

内容説明

心優しき恩人だった伯父の過去が、極悪非道の借金取り立て人だったら!?遺品に憑いていた女の幽霊を見てしまった越ヶ谷宿の藤七は、物取りに襲われ、曰く品ばかりの古道具屋で目を覚ます。遺品の元の持ち主を捜して伯父の正体を知りたいと、藤七は願っている。皆塵堂の面々、さてどうする?

著者等紹介

輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mihya

75
皆塵堂シリーズ10作目。叔父の遺品を元の持ち主に届けるため江戸に出てきた藤七が皆塵堂へ転がり込む。 今回の幽霊は割と控えめ。いつものメンバーは相変わらずで楽しい。でも、巳之助は婚活やめたのかな?峰吉はいつ前髪を落とすの? 幽霊あり、笑いあり、猫あり…でやっぱり面白かった。 あとがきまで面白かった。 このシリーズ、ずっと続いてほしい。2023/07/08

猫ぴょん

65
シリーズ10作め✨ 江戸の古道具屋と怪談の絡み具合がなかなか良きシリーズ☺ 登場人物のキャラが立っているので読みやすい。 今回は初キャラの藤七がメインなので太一郎が最後にちょこっとしか出ないのが残念だったけど。 古道具屋の小僧峰吉の存在感が抜群☺可愛らしくて小憎らしい笑。 なんたって名人様だから笑笑。 もっと怖くてもいいんだけどな笑。 2023/08/09

はにこ

62
藤七が叔父の遺品整理をしに越谷から江戸に出てくる。遺品のそれぞれに曰くがある。巳之吉はじめ皆塵堂に縁のあるメンバーが奔走する。それぞれが個性丸出しで面白い。今まで出てきたメンバーが再登場してくるがどんな話だったかを忘れてしまっていて少し残念。飯屋のシリーズは終わってしまっていたのね。あちらも面白かったのでちょっと残念。猫三十郎、めちゃ格好良い名前w2023/05/24

真理そら

61
『怪談飯屋古狸』シリーズに怖い顔の魚屋さんがしっかり登場していたのはそういう理由だったのかとあとがきで納得した。長屋に子猫がいっぱい生まれたので太一郎の体調が悪く、あまり登場しなかったのが寂しい。2023/03/18

sin

59
今回の語り手は「知りたがりの藤七」なので過去の物語にも言及があって総集編な一面もあり、ある猫の行く末に関連して作者の他のシリーズの場面も挿入される等、なかなかに凝った造りではあるものの…なんでもかんでも答えがあると思うのは間違いだと思ってはいるが、途中までは物語に登場する曰く付きの取り立て品の行く末のなんとも尻切れトンボの有り様にヤキモキしていたが、最後には収まる処に収まったようだ。だがしかしその終盤の駆け足気味な落とし方には、はしょったような感じは拭えず何だか物足りない。2023/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20719756
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品