出版社内容情報
『検察捜査』の女性検事・岩崎紀美子が帰ってきた!
『検察捜査』の女性検事・岩崎紀美子が帰ってきた!
『検察捜査』の女性検事・岩崎紀美子が帰ってきた!
『検察捜査』の女性検事・岩崎紀美子が帰ってきた!
内容説明
娘に手を出したら容赦しない。地獄の果てまで追いつめてやる!仮装行列でにぎわうハロウィンの夜。横浜本牧の覚醒剤取引を急襲した麻薬取締官6名を含む10人が短機関銃で殺戮される。神奈川県警とタッグを組んだ特捜検事のシングルマザー岩崎紀美子は、麻薬ルート撲滅のため、謀略渦巻く港町を駆けめぐる。だが、巨悪の魔手は岩崎の幼い娘にも迫ろうとしていた。最後に彼女がたどり着いた恐るべき真相とは!?一瞬たりとも油断できない、これぞノンストップ・サスペンス!
著者等紹介
中嶋博行[ナカジマヒロユキ]
1955年茨城県生まれ。早稲田大学法学部卒業。ジョン・グリシャムの作品に影響を受けて小説執筆を始め、横浜弁護士会に所属しながら’94年『検察捜査』で第40回江戸川乱歩賞を受賞。現役弁護士ならではの法曹界のリアリティと、国家権力の影を作品に取り込むスケールの大きいエンターテインメントで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
132
何気なく手にしたお初の作家さん。それもシリーズの第3弾(汗)こんなにシングルマザーの地検特捜部検事が頑張っちゃうの~?って感じだった。上に立ちたい!お金も欲しい!ふん!右も左もそんな奴らばかりで、この国は大丈夫か?そんなことも思った。疑わしいのは身近に居る?ガンバレ、岩崎検事。なるほど母ライオンだわね。神奈川県警・郡司課長との絡みが私の好みだった。これは映像化に向いてる気がするなぁ。2023/05/13
エピファネイア
86
中嶋博行さん初読み。著者が弁護士ということとそのタイトルからリーガルミステリーを期待したが、女性検事が活躍するノンストップミステリーだった。麻薬取引現場が襲われ麻薬取締官を含む多数が殺害される事件が発生。女性検事岩崎が外為法違反で内偵を進めていた企業が麻薬取引に関与している疑いが浮上し岩崎は独自調査を進めるが、そこには国家安全保障にかかわる大きな謀略が進められていた。危険を省みず、どんな修羅場にも単身乗り込む岩崎にハラハラする。狩りも大事だけど子どものことを考えてもう少し慎重に行動しなよと思いつつ読了。2024/02/15
rosetta
31
★★★✭☆表現や人物の造詣に失笑してしまう部分が多いが基本的に良い読書だった。特に四歳女児は嘘くさい(笑)また中島センセは官僚に恨みでもあるのか、酷い描かれようだ。横浜の港で薬の取引現場に踏み込んだ麻薬取締官らが犯人ごとマシンガンの餌食にされる。東京地検特捜部のシングルマザーの検事は外為法違反で北朝鮮と取引する小さな商社を担当させられるがこの会社が麻薬取引に絡んでいると看做す。国家安全保障会議への出席、公安調査庁へ出向した恩師。麻薬取引やマシンガン調達に暗躍する黒幕の正体は?緩い目で楽しもう(笑) 2023/07/17
達ちゃん
21
久しぶりのシリーズ3作目読めてうれしかったです。まさにレディライオン!今回も岩崎検事のハチャメチャぶりが気持ちよかったです。2023/12/23
信兵衛
20
展開が凄い。岩崎紀美子の独走、いや暴走により、事件の真相が徐々に明らかになっていきますが、単身で暴力団事務所へ乗り込んだりといくら何でもやり過ぎではないか、と呆れてしまうくらい。2023/05/07
-
- 和書
- ギガントサウルス