君のいた時間 大人の流儀Special

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君のいた時間 大人の流儀Special

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  • サイズ B40判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065304037
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

そうか、君はもういないのか。
いったい何千人の人が、
この切ない気持ちを味わったのだろうか。
――ともかくノボよ、ありがとう。

累計227万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズから特別編「君のいた時間」が発売となります。
昨年1月、一匹の犬が天国へと旅立ちました。作家・伊集院静氏が「東北一のバカ犬」と可愛がってきた愛犬・ノボくんです。執筆のため、仙台の実家と東京の仕事場を行き来する多忙な日々。そんな生活を支えてくれたのがノボくんでした。
ペットを飼った人が、かならず直面しなければならない別れ。伊集院氏は哀しみの淵に立ちながらも、そこで言葉を紡ぎます。
「出逢えば別れは必ずやって来る。それでも出逢ったことが生きてきた証しであるならば、別れることも生きた証しなのだろう」(伊集院静)
作家と愛犬の友情物語を是非御覧ください。ペットロスから立ち直るヒントが、そこにはきっとあるはずです。

[目次]
第一章 いったい誰に似たのやら
ダメな子ほど可愛い
初めて哀しい顔を見た
売れ残った犬
一緒に木槿を眺めた
いったい誰に似たのやら
いつか別れが来る
たぶんわかっているのだろう
風に吹かれて
犬には犬なりの考えがある
待て! 待てだぞ
私のほうが救われている

第二章 運命の出逢い
あいつ、どうしてるだろうか
明日は我が身
今食べたばかりだろう!
ふいに切なくなった
どこ行ってたんだよ
運命の出逢い
おまえは十分に生きた
我が家に酸素室が入った
ノボが不良になった朝
生きる速度が違うのだ
よく、ガンバッタナ

第三章 かけがえのない時間
犬も辛抱せねばならぬ
一匹の寝つく力
どこへ行くのかナ
バカだね、おまえは
少しは心配せんか
かがやくガラクタ
言葉が返ってこなくても
犬に誕生日があるのか!
あの犬メ~
かけがえのない時間

第四章 ともかくノボよ、ありがとう
飼い主と犬以上のもの
とぼけたような瞳
いらぬ手助けはしない
二人で眠るとしよう
ともかくノボよ、ありがとう
悲しみは、ふいにやって来る
そうか、君はもういないのか
急に静けさがひろがった
グズグズした男になるな
人は歩きだすしかない
出逢いを忘れずに
ずっと隣にいてくれた

特別収録
湘南のちいさな海辺で

内容説明

愛するペットを失ったすべての人へ送る珠玉のエッセイ集。

目次

第1章 いったい誰に似たのやら(ダメな子ほど可愛い;初めて哀しい顔を見た ほか)
第2章 運命の出逢い(あいつ、どうしてるだろうか;明日は我が身 ほか)
第3章 かけがえのない時間(犬も辛抱せねばならぬ;一匹が寝つく力 ほか)
第4章 ともかくノボよ、ありがとう(飼い主と犬以上のもの;とぼけたような瞳 ほか)

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。72年立教大学文学部卒業。81年短編小説『皐月』でデビュー。91年『乳房』で第12回吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で第107回直木賞、94年『機関車先生』で第7回柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で第36回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。16年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nonpono

27
当たり前だ犬の寿命は短いし病も多く、別れは必然だ。出会いがあるから別れがある。わたしも今までずっと犬を飼い、奇しくも伊集院さんと同じダックスフンドを飼っている。まさに、手がかかる子ほどかわいい。家族での会話も増えて家がにぎやかになるんだ。今も我が家にはミニチュアダックスフンドのやんちゃな女の子、2歳がいる。だけど、いずれやってくる老化、だけど、ただ元気でいてくれればそれだけで良いのだ。別れは切ないが君に会えて良かったよ、わたし。人生が華やいだよ。犬を愛する人、これから飼う人に読んでほしい一冊。2023/12/11

道楽モン

17
全国の愛犬家が本書を読めば、おそらく99.99%が共感を示すことだろう。無頼派作家・伊集院静の連載エッセイから愛犬にまつわる文章のみを編選したものだ。愛犬との出会いから別れまで、飼い主の殆どが経験し絶望し乗り越えてきた過程を真正面から文章に写し取っている。愛すべき相棒たちは、飼い主に溢れるほどの愛情を捧げ、死して後は飼い主に果てしない哀しみを与え、その結果飼い主の精神を鍛え上げてくれるのだ。一生忘れえぬ愛犬の思い出は、飼い主にとって人生の宝物なのだ。読んだら泣くに決まってるじゃん。ありがとう、ワンコ達よ。2023/05/23

りすちゃん

16
犬も何も飼ったことがない“ペットと生きること”が全くわからないわたしが、大好きな作家さんだからという理由で購入。最初から愛犬に愛情が溢れ出ている文章なのに伊集院先生のお人柄なのか男として、あくまでも“犬は同居人”という立ち位置を崩さない。でもページを捲るにつれその愛情が漏れ出て仕方ない。溺愛ではない、でも確かに愛情である。美しさ喜びを伝える表現はいつも素敵ながら、悲しみ切なさを伝える表現もまた素晴らしくて余計に、赤の他人なのに読者は泣いてしまう。わたしのようにペットを飼ったことがない方にもおすすめです。2023/08/15

tetsu

14
★4 東北一のバカ犬「ノボ」との心温まるやりとりは著者にとってかけがえのない時間だったのでしょう。 身近な人を次々なくし自身も去年この世を去った伊集院静のエッセー。2024/04/05

ランラン

13
家族同様の愛犬の死は辛い。ふとした瞬間に記憶がよみがえりそのたびに動揺する。切なくてつらい。でも「いつまでも悲しんでいたら出逢ったすばらしい時間に失礼。この世で出逢えたことがすべてであり、この出逢いを忘れずに飼い主が残りの生をまっとうすることが大切」この言葉がつきささった。2023/02/17

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