出版社内容情報
◆◆3言語(C言語、C++、Python)対応で、「画像処理の基本」が身につくと、大好評のテキストの改訂版!◆◆
・OpenCV4.5に対応し、さらにパワーアップ!
・基本アルゴリズムとサンプルプログラムが豊富で、いますぐできる!
・理論と実践のバランスがよく、初学者に最適!
・全編をフルカラー化し、デザインも一新!
・練習問題を解いて理解度アップ!
・Windowsだけでなく、Macでのインストールにも対応!
【「まえがき」より】
本書は,理数科高校生,工業高等専門学校生,大学学部生などを対象とした講義用教科書としての利用を想定し,基本的かつ汎用性の高い画像処理アルゴリズムを選定して解説した.また初学者が独学でも学べるように,開発環境の構築方法,トラブルシューティングなどの詳細な手順を載せている.本書ではまず,画像処理アルゴリズムについて解説し,内部で行われる処理が十分に理解されることに重点を置いている.その後,C言語での実装例を並べて表記し,各アルゴリズムがどのようにコーディングされるのかを解説する.さらに,OpenCVの関数を用いたプログラム(Python,C++言語)も併記し,OpenCVの利用方法を説明する.
今回,第3版に改訂するにあたり,読者からのさまざまなコメントや,我々が本書を用いて講義してきた経験をもとに,内容の理解がより促進されるように章立てを整理し,読者がより興味を惹くような内容に変更した.執筆時点における最新の開発環境に対応するため,OpenCV4系を採用し,Windows11とmacOS上での開発環境の構築について詳細な解説を加筆した.さらに,OSに依存しないGoogle Colaboratoryを用いたプログラム作成方法も加筆した.一方,情報処理技術者試験の試験要綱が2022年4月から更新され,擬似言語の記述形式が大幅に変更され,プログラムの記述方法がC言語と同等になった.そのため,第2版まで記載していた古い記述形式の擬似言語を用いたプログラムは削除することにした.
【おもな内容】
1章 画像処理とOpenCV
2章 OpenCV の導入
3章 画像入力装置と静止画・動画フォーマット
4章 デジタル画像と配列
5章 色空間
6章 濃淡変換
7章 フィルタ処理
8章 2値画像処理
9章 複数画像の利用
10章 幾何学変換
11章 距離画像処理
付録A OpenCVの描画系関数
付録B OpenCVをソースからビルドする
付録C OpenCVメインモジュール概説
姉妹書『OpenCVによるコンピュータビジョン・機械学習入門』も好評発売中!
内容説明
OpenCV4.5系に対応し、ますますパワーアップ!基本アルゴリズムとサンプルプログラムが豊富で、いますぐできる!3言語(C言語、C++、Python)対応!Windows11とmacOS Montereyに対応!
目次
画像処理とOpenCV
OpenCVの導入
画像入力装置と静止画・動画フォーマット
デジタル画像と配列
色空間
濃淡変換
フィルタ処理
2値画像処理
複数画像の利用
幾何学変換
距離画像処理
著者等紹介
小枝正直[コエダマサナオ]
博士(工学)。2005年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報システム学専攻博士後期課程修了。現在、岡山県立大学情報工学部准教授
上田悦子[ウエダエツコ]
博士(工学)。2003年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報システム学専攻博士後期課程修了。現在、大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部教授
中村恭之[ナカムラタカユキ]
博士(工学)。1996年大阪大学大学院工学研究科電子制御機械工学専攻博士後期課程修了。現在、和歌山大学システム工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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