出版社内容情報
カルト宗教は、心を奪い、カネを奪い、家族を壊す!
カルト教団によるマインドコントロールの恐怖と、悪辣な集金システムを描いた名作フィクション、緊急文庫化!
最近は浮気調査ばかりしている探偵の牛島のもとに、奇妙な依頼が舞い込んできた。
「人さらいはやってもらえるんでしょうか?」
依頼人の息子は、突如連絡を絶ったのだという。どうやら、あやしげな団体に深入りしているらしい。
「厄介な仕事」と踏んだ牛島は当初依頼を断ったが、秘書の坂巻に説得されて調査を開始。すると、依頼人の息子は、近年様々な問題を起こしているカルト教団に入信していることが判明した――。
世間を騒がすカルト教団、そして家族を取り返すために戦う人々を描く!
内容説明
探偵の牛島のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。「人さらいはやってもらえるんでしょうか?」。怪しげな団体に深入りし連絡が取れなくなった息子を取り返してほしいというのだ―。カルト宗教の洗脳と献金の実態、そして家族をカルトに奪われた人々の苦闘を描いた問題小説が、三〇年の時を経て緊急文庫化!
著者等紹介
中村敦夫[ナカムラアツオ]
1940年生まれ。東京外国語大学中退後、演劇の世界に身を投じる。’72年、テレビ時代劇「木枯し紋次郎」で主役をつとめ、一躍人気俳優となった。作家、キャスター、ジャーナリストとしても活躍。’98年には政界にも進出し、参議院議員を一期つとめた。その後は、同志社大学大学院総合政策科学研究科で講師をつとめるなど、近年も政治や環境問題、カルト宗教の問題などについて旺盛な評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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