講談社文庫<br> 狙われた羊

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講談社文庫
狙われた羊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065298824
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

カルト宗教は、心を奪い、カネを奪い、家族を壊す!
カルト教団によるマインドコントロールの恐怖と、悪辣な集金システムを描いた名作フィクション、緊急文庫化!

最近は浮気調査ばかりしている探偵の牛島のもとに、奇妙な依頼が舞い込んできた。
「人さらいはやってもらえるんでしょうか?」
依頼人の息子は、突如連絡を絶ったのだという。どうやら、あやしげな団体に深入りしているらしい。

「厄介な仕事」と踏んだ牛島は当初依頼を断ったが、秘書の坂巻に説得されて調査を開始。すると、依頼人の息子は、近年様々な問題を起こしているカルト教団に入信していることが判明した――。

世間を騒がすカルト教団、そして家族を取り返すために戦う人々を描く!



内容説明

探偵の牛島のもとに奇妙な依頼が舞い込んだ。「人さらいはやってもらえるんでしょうか?」。怪しげな団体に深入りし連絡が取れなくなった息子を取り返してほしいというのだ―。カルト宗教の洗脳と献金の実態、そして家族をカルトに奪われた人々の苦闘を描いた問題小説が、三〇年の時を経て緊急文庫化!

著者等紹介

中村敦夫[ナカムラアツオ]
1940年生まれ。東京外国語大学中退後、演劇の世界に身を投じる。’72年、テレビ時代劇「木枯し紋次郎」で主役をつとめ、一躍人気俳優となった。作家、キャスター、ジャーナリストとしても活躍。’98年には政界にも進出し、参議院議員を一期つとめた。その後は、同志社大学大学院総合政策科学研究科で講師をつとめるなど、近年も政治や環境問題、カルト宗教の問題などについて旺盛な評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

59
普段は浮気調査をしている探偵・牛島も元に『ひとさらいをして欲しい』との奇妙な依頼が…。牛島とカルト宗教との闘いが始まる。徐々に暴かれていくのでは無く読み始めから怪しさ満載の内容。展開も早く読んでいて全く飽きない。400頁超だが一気に読めてしまう。純粋で真面目、現在や将来の自分に不安や疑問を持っている様な人こそ嵌ってしまうのかもしれない。信仰心は自由だが、そこにつけ込む『詐欺』には怒りを感じる。洗脳状態から覚醒させる過程が特に面白かった。主人公・牛島の人間臭い人柄にも魅力を感じた。2022/11/18

たまきら

42
94年初版。95年のオウム事件でカルトの恐怖に多くの人は恐怖を覚えましたが、その前にこんな本が出版されていたんだ…!最近ニュースで見聞きしたことがそのまま紹介されていて、なぜ彼らは罰されていないんだろう?と呆然としました。2023/02/27

やさぐれパンダ

33
面白かった。一気読み(*^_^*) 俳優で 元参議院議員の中村敦夫氏が 30年前に書いた本が 安倍晋三氏の銃撃事件と その後の統一教会の騒ぎで 一挙に注目を浴び 文庫化され 出版の運びとなった。 あの木枯らし紋次郎氏が こんな文才があったと初めて知った。2023/01/18

Mark

32
木枯し紋次郎を名演した中村敦夫さん 小説も書いておられたとは。文庫版のあとがきにも書かれていたが、初版から30年経ち再版なんて、文豪作品でもあるまいし、とはご本人の言葉。言うまでもなく、再版された理由は日本を震撼させた安倍さん暗殺事件のため。遠因として明らかになった旧統一教会問題。小説というフィクション形式ではあるが、教団の洗脳プロセスは極めて詳細。教団がどのように若者を引きずり込み、洗脳していくか、という手口が詳細に記されている。現に眼前で起きているような思いさえする。2023/02/28

昼夜

19
自分から近づかなければ取り込まれないと思っていたのに、そこかしこに蜘蛛の巣を張って獲物が通りかかるのを待っている状態だったなんてますます新しい場所と人が怖くなる。出会わないようにするには情報収集なのか、また出会ってしまってもどういうセンサーを持てば最小限で逃げられるんだろうか。2023/01/05

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