講談社文庫<br> 玉の輿猫―お江戸けもの医 毛玉堂

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講談社文庫
玉の輿猫―お江戸けもの医 毛玉堂

  • 泉 ゆたか【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065298268
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

獣と人間が心を通わせることはできないのでしょうか――?


谷中感応寺の境内に居を構える「毛玉堂」。
動物好きでしっかりもののお美津と、腕は確かだが不愛想な医師・凌雲が営む、動物専門の療養所だ。
近頃、とってもお利口さんなのに、足腰に問題を抱える犬たちが頻繁に運ばれてくる。
その犬たちは全て、浅草寺の犬屋「賢犬堂」から買われていた。
何か原因があるのかしら? 美津は不穏な思いを抱くが――。


江戸の世でも、ペットを思う気持ちは今と変わらない――。
お江戸のドクター・ドリトル、もふっと可愛くほっこり温かい傑作時代小説第2弾!

内容説明

腕は確かだが不愛想な医師の凌雲と、しっかりもので動物好きなお美津。二人が営む動物専門の養生所「毛玉堂」にお千紗という女性がやってくる。呉服屋の大店に嫁いで以降、飼い猫が四肢を交互に引き摺るようになったという。不思議な症状の原因とは(『玉の輿猫』)。動物と人の絆が胸をうつ五篇の時代小説集。

著者等紹介

泉ゆたか[イズミユタカ]
1982年神奈川県逗子市生まれ。早稲田大学卒業、同大学院修士課程修了。2016年に「お師匠さま、整いました!」で第11回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。『髪結百花』で第8回日本歴史時代作家協会賞新人賞、第2回細谷正充賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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タイ子

88
シリーズ第2弾。動物専門の養生所「毛玉堂」は獣医・凌雲と妻・お美津が営んでいる。犬3匹と猫一匹の暮らしの中で動物の患者は絶え間なく来院。動物と人間が心から通じ合えることはできるのか。人間が良かれと思って躾けてきたことが犬にとってストレスになっていたのでは?犬屋と鳥屋も登場しての動物、鳥たちの心の傷をどう癒していくのか飼い主の愛情の深さと凌雲夫婦の優しさが身に沁みる。常に動物たちが背景にあるのでジンワリきたり、ほっこりしたり。凌雲とお美津の仲が少しづつ近づいていくのも楽しみな作品。2023/01/14

雪風のねこ@(=´ω`=)

70
ペットを気軽に飼える庶民などいないのでは…とか暴れる猫を閉じ込められる籠ってあるん?というような野暮なことは言わない。人の良かれと思うことが実は犬猫にとって幸せであるかは一致しないのはいつの世でも一緒。主人とともに幸せに暮らせられればと思う。2023/03/29

yukision

65
江戸時代の動物病院が舞台。獣医とその妻が動物の診察を通してその背後にある問題や謎を解決する。犬猫はもちろんのこと当時珍しいインコも登場。現代に通じるペットの問題を取り上げているのが,日本には予想以上に古い時代から洋犬が入っていて,現代と同様に武士から庶民まで広く愛玩動物を可愛がっていたようなので,あながちぶっ飛んだ設定でもない気がした。シリーズ2作目のようなので,前作も読みたい。2023/08/03

Nyah

54
谷中感応寺の境内にある「毛玉堂」は動物専門の療養所。足を引き摺る犬、玉の輿と言われる女についてきた猫の様子がおかしい、隠居した番頭に引き取られた看板鸚哥、飼い主に甘やかされた馬鹿犬、飼い主が寝ると起こす猫、荷台に轢かれて尾が千切れても騒がなかった犬。浅草寺の犬屋「賢犬堂」での躾。躾が厳しすぎて萎縮しちゃうのは可哀想。飼い主とペットの気持ちが通じた幸せがあるといいのだけど。犬猫は飼ったことがないので、愛を注げるのは羨ましいような。2023/03/07

はにこ

44
うちは猫だから躾とかあまり必要無かったけど、ワンちゃんは大変そう。今でいうペットショップみたいなところもあったんだね。自然の理を超えた繁殖は人間のエゴだと言ってくれているようだった。人間に寄り添って生きてくれている動物達を改めて有り難い存在だと思った!2022/12/31

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