きれいな言葉より素直な叫び

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きれいな言葉より素直な叫び

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065296158
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

舞台がある限り、そこに立ち続ける。


踊り子として、書き手として、「美」と「性」に食らいつく。
むき出しの新井見枝香は、無敵だ。 ――塩田武士(作家)  


書店員×エッセイスト×踊り子 

書店員、エッセイスト、踊り子、三足の草鞋を履く著者による
「生きづらさ」を原動力に書き綴ったエッセイ集。


本を届け、文章を綴り、今日も踊り続ける。

お客を楽しませたいと必死になるのも、結局は自分の気持ちのためなのだ。踊り子を応援する人たちもまた、突き詰めれば自分のためではないだろうか。できればそうであってほしい。裸になってステージから見えたものは、客席に座る人たちだ。こちらに目を向けているということそのものが、私には素直な叫びに思えてならない。キラキラとした嘘ばかりの世界で、それだけが信じられる。


*小説現代の好評連載「きれいな言葉より素直な叫び」を加筆修正したものです。

内容説明

本を届け、文章を綴り、今日も踊り続ける。書店員×エッセイスト×踊り子。三足の草鞋を履く著者による「生きづらさ」を原動力に書き綴ったエッセイ集。

著者等紹介

新井見枝香[アライミエカ]
1980年東京都生まれ。書店員として文芸書の魅力を伝えるイベントや仕掛けを積極的に行い、独自に設立した文学賞「新井賞」は、同時に発表される芥川賞・直木賞より売れることもある。2020年からはストリップの踊り子として各地の舞台に立ち、三足のわらじを履く日々を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら

70
新井氏のことは愛読の千早茜さんのエッセイで知った。有名書店員の新井さんがストリップの踊り子となった経緯は「やりたいと思ったから」私も30年前に温泉地のストリップ劇場に足を運ぶ機会があり、その衝撃は今でも忘れない。新井氏の生き方はシンプルだ。やりたいことを心のままにやる。お金をもらう以上、お客に楽しんでもらうために全力でやる。日々のエッセイでは各劇場で出会う姐さんたちとのやりとりや、書店と執筆、踊り子の3本のわらじの苦悩と遣り甲斐が書かれている。それは、タイトルどおりの新井氏の素直な声だった。2023/03/10

よっさん

38
三足目のワラジを履く前夜からの、新井さんの心の中が赤裸々に描かれた、正に素直な叫びがコレ。桜木紫乃さん然り、千早茜さん、青山美智子さん、花房観音さんも。文学とストリップは何故にこの様な親和性を持ったのだろうとふと思う。あれだけ言葉を駆使する人が、喋りもせずにただ舞っている。そして百の言葉を尽くすよりも大きな波で、客の心を攫っていく。それは美しくエロティックな世界だ。2023/02/22

いちろく

25
紹介していただいた本。著者がストリップの観客側から演者側として活動する期間を、ほぼリアルタイムで雑誌連載した内容をまとめたエッセイ。著者が「新井賞」をはじめとするカリスマ書店員として注目を集め活躍されていたこと、そしてストリッパーとしての活動を始めたことは知っていたが、その背景までは知らなかった。このエッセイの刊行から現在までの間でも、「新井賞」は終了し著者の肩書は元書店員になっている点も大きな変化があったと伺える。それでも、新井氏は新井氏であり、状況が変わっても発信を続けられるのだと思う。2023/06/27

ゆみのすけ

25
大好きな千早茜さんのTwitterに度々登場する新井さん。二人で美味しいものを堪能し、楽しいひと時を過ごしている様子がなんだかいいなと思っていた。そんな彼女は書店員さんでもあり、執筆活動もしており、そして本作では三足目の草鞋としてストリップの踊り子さんとなった日々が綴られていた。Twitter上では二人の仲良しな様子と彼女の「陽」な面だけを見てきたが、本作には踊り子として生きる大変さ、辛さ、悔しさがひしひしと伝わってきて著者の素直な心の叫びがどすんと響いた。踊り子として生きていく覚悟が伝わってきた。2023/03/19

のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅

12
なんとなく惹かれる人。新井賞があった頃、日比谷Cottage(書店)にも何度か会いに行ったし、新井さんが出る年末の書店員イベントにも参加した。そんな彼女が客としてストリップにハマりそして自身がストリッパーに軸足を移していった頃のエッセイ。読んでてとっても正直な方だと思った。『エッセイも仕事、他人に知られたくないことを赤裸々に綴っている、という演出がなされている…人からこういう風に見られたい、という自意識からは逃げられない、それがエッセイの限界』。Cottageのエプロンを着て脚を上げてる写真がなんとも愉快2023/08/12

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