出版社内容情報
「運命よ 私はお前と踊るのだ。」
理性と感情、男と女、東洋と西洋、二人の父、偶然と必然……幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生のただなかで、日本哲学の巨星は何を探究しつづけたのか。その生い立ちから、留学、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、その思索の全過程を、第一回中村元賞受賞の著者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。九鬼哲学への決定版・入門書。
[目次]
はじめに
第一章 出会いと別れ
第二章 「いき」の現象学
第三章 永遠を求めて
第四章 偶然性の哲学
第五章 偶然から自然へ
第六章 形而上学としての詩学
あとがき
学術文庫版へのあとがき
内容説明
理性と感情、二人の父、東洋と西洋、男と女、偶然と必然…幾多の対立に引き裂かれ、安定を許されなかった生の只中で、哲学者は苛烈な「運命」を自在に楽しみ、豊かに肯定せんとする境地へ至った。その生い立ちから、留学、主著『「いき」の構造』『偶然性の問題』、最晩年の『文芸論』まで、思索の全過程を、第一人者が明解かつ艶やかな筆致で辿る。
目次
第1章 出会いと別れ
第2章 「いき」の現象学
第3章 永遠を求めて
第4章 偶然性の哲学
第5章 偶然から自然へ
第6章 形而上学としての詩学
著者等紹介
田中久文[タナカキュウブン]
1952年生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。専攻は倫理学、日本思想史。日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りっとう ゆき
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