出版社内容情報
歴史をどう語るのか。
こぼれ落ちた断片の生が、大きな物語に回収されないように。
戦争体験者の言葉、大学生への講義、語り手と叙述……。
研究者である自身に問いかけながらの試行錯誤と、思索を綴るエッセイ。
【目次】
プロローグ ぎくしゃくした身振りで
1章 パンデミックの落としもの
2章 戦争体験の現在形
3章 大学生の歴史学
4章 一次史料の呪縛
5章 非人間の歴史学
6章 事件の背景
7章 歴史と文学
エピローグ 偶発を待ち受ける
内容説明
こぼれ落ちた断片の生が、大きな物語に回収されないように。戦争体験者の言葉、大学生への講義、語り手と叙述…。研究者である自身に問いかけながらの試行錯誤と、思索を綴るエッセイ。
目次
プロローグ ぎくしゃくした身振りで
1章 パンデミックの落としもの
2章 戦争体験の現在形
3章 大学生の歴史学
4章 一次史料の呪縛
5章 非人間の歴史学
6章 事件の背景
7章 歴史と文学
エピローグ 偶発を待ち受ける
著者等紹介
藤原辰史[フジハラタツシ]
1976年、北海道旭川市生まれ。島根県奥出雲町で育つ。2002年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中途退学。博士(人間・環境学)。京都大学人文科学研究所准教授。専門は食と農の現代史。著書に、『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房、2005年/新装版2012年/第一回日本ドイツ学会奨励賞)、『ナチスのキッチン』(水声社、2012年/決定版:共和国、2016年/第一回河合隼雄学芸賞)、『給食の歴史』(岩波新書、2018年/第一〇回辻静雄食文化賞)、『分解の哲学』(青土社、2019年/第四一回サントリー学芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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