出版社内容情報
累計700万部「心霊探偵八雲」完結――そして、新たなヒーロー!
この男、獣より残酷で、聖女のごとく純粋。
警視庁特殊犯罪捜査室が巨悪と対峙する!
超絶技巧どんでん返しミステリー
【巻末特別SS「悪魔の予言者」収録】
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予言者と呼ばれ、触れた者の過去を見通す男・阿久津。
彼とかつてコンビを組んだ警視庁特殊犯罪捜査室の
天海志津香は、猟奇的皮剥ぎ連続殺人に遭遇。
捜査の末に警察のさらなる暗部に直面するなか、
警察内部監査室が阿久津を付け狙いはじめ――。
人の心に棲む悪魔を直視せよ。
一行先も予測不能の神永学・最高傑作!
内容説明
予言者と呼ばれ、触れた者の過去を見通す男・阿久津。彼とかつてコンビを組んだ警視庁特殊犯罪捜査室の天海志津香は、猟奇的皮剥ぎ連続殺人に遭遇。捜査の末に警察のさらなる暗部に直面するなか、警察内部監査室が阿久津を付け狙いはじめ―。人の心に棲む悪魔を直視せよ。一行先も予測不能の最高傑作!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。日本映画学校卒。2003年『赤い隻眼』を自費出版する。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲赤い瞳は知っている』で2004年にプロ作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
せっちゃんさん
26
シリーズ第二弾、面白かった。荒唐無稽な設定なのにチープにならず、重苦しい雰囲気をまとう。ある猟奇事件を巡り“預言者”と呼ばれた元刑事に協力を求める元パートナー。暗躍する警察暗部。そして犯人の凶行。小さい頃トラウマになったTVドラマ「沙粧妙子~最後の事件」によく似てる。真犯人途中で解り、主人公も行動が軽率でB級感ある。だけど常に人間の心の闇にスポット当てて話が進むので、読む手が止まらない。変化球な刑事物語を読みたい時にお勧めしたい1冊。2022/12/11
じーつー
14
『悪魔と呼ばれた男』の内容をほとんど覚えていない状態で、めちゃくちゃ前作の続きを走るようなストーリーだった。 阿久津が持つ能力は何となく覚えていたものの、どんな事件があってどんな結末を迎えていたかを覚えておらず。 ここまで覚えてないのも自分にしては珍しい。 そんなこんなで前ストーリーを踏まえた上での展開だったから、追いつくのに少し大変ではあった。 『呼ばれた』前作に比べて『殺した』と少し不穏なタイトル。 悪魔を殺したのか。 悪魔は殺されるのか。 どこまで計算されていたのか、ラストシーンの裏側も見てみたい。2022/12/08
ぴ〜る
13
続編も裏切らず面白かった!読み始めると止まらなくなる。実際にあるんだと思うけど、権力を持った者が犯罪に手を染め始めたら本当になんでもありで自分を守る為にならどんな事でも捏造してしまうんだろうな…。本当に恐ろしい。人が人を裁く権利はあるのだろうかとは思うけれど、裁かれて欲しい悪もある。阿久津の悪魔とどちらが恐ろしいのか考えてしまう。3作目早く読みたいけれど文庫化待ちかな。2024/09/11
417
13
悪魔シリーズ2冊目。新たなヒーローと言っているくらいだからまだまだシリーズは続きそう。最初の2冊が序章なのかな。ダークヒーローというのか、これはこれで面白かったです。一冊目よりハラハラしました。2022/12/29
みどり
13
うーん、わかっていてもという他の方の感想がとても身に染みてしまう。 これ、続くのかな?でも、ここで終わる気もするな~。 つまらなくはない、読み始めたら一気だし、読みながら大方犯人(この場合実行犯とかではなく俗に言う黒幕)もわかってしまったけれど。 一応、全員警察官ではなくなったから、仕置き人みたいになって、それがシリーズ化?されるという展開もありがちだけれど。2022/12/05




