出版社内容情報
大塚 英志[オオツカ エイジ]
著・文・その他
森 美夏[モリ ヨシナツ]
イラスト
内容説明
小説で再起動!!偽史3部作・第2弾。柳田國男が偽満州国に流離した暗黒面の民俗学。その封印が遂に解かれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ettyan えっちゃん
7
民俗学とオカルトが絡み合う独特の世界観は相変わらず面白い。今回は特に、別シリーズの最終作への伏線が多かったのが印象的。「もどき開口」と読む順番を待ちがえていた。。漫画版も好きだけど、小説版は文章でじっくり世界観に浸れる。魔子がすごく魅力的。ミステリアスで、どこか危うい感じがたまらない。次の滝子の話が読みたい!大塚さんの緻密な構成と、森さんの美しい挿絵も相変わらず最高。2025/01/18
ムーミンママ
4
ちょっと よく分からなかった汗 民族学もこんな語り口だと また違った趣に。2023/07/08
AppleSugar
1
詰め込んだ歴史や、アイディア、知識は半端なく興味深いが、一冊の小説にするといつも尻すぼみの感がある。 とはいっても柳田國男、山人、大正時代など、好物ばかり。面白かった。2024/09/22
meganoppo
1
面白かった。木島日記より読みやすく、理解しやすい。 森美夏さんの表紙がとても世界観にマッチしてると思う。2022/09/09
蝸牛
1
#読了 復活の偽史3部作2作目。ネットではなく極力書店で購入したいので、近隣書店に入荷があって本当に良かった。 あったこともなかったこともあったこととして語る。「偽史」なのはわかっているのに、だんだん本当のことのように感じてしまうぞわぞわする感じ大好きです。 来月刊行の3作目も楽しみ。2022/09/02