星くずの殺人

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星くずの殺人

  • 桃野 雑派【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065289549
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸川乱歩賞受賞第一作
無重力に浮かぶ首吊り死体
死を呼ぶ宇宙ツアーが始まった

令和のディクスン・カー(候補)が打ち上げる“天上”最高のゲーム! 法月綸太郎
地球を見下ろす、宇宙的ホワイダニットに震えた。 大森望

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師(はせ)穂稀(ほまれ)は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。
一癖も二癖もある乗客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第二の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』は宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。

内容説明

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』に着いた途端見つかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師穂稀は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが―。一癖も二癖もあるツアー客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第二の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』は、宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。

著者等紹介

桃野雑派[モモノザッパ]
1980年、京都府生まれ。帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻修了。南宋を舞台にした武侠小説『老虎残夢』で第67回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

181
宇宙のホテルを舞台にした密室殺人とは、ミステリ史上初の試みか。無重力下での首吊りや機械システムの突然の故障、デブリ直撃にあり得ない火災まで、宇宙旅行が可能になった近未来ならではのドラマを詰め込んでいて面白く読ませる。ただやはりデビュー2作目のせいか、小説としての細部に粗が目立つ。第一の殺人後ホテルの全スタッフが職場放棄して逃げるとは、ホテルマンのプライドなどないと公言するに等しい。パイロットや乗客の性格設定も、事件とは無関係でうるさく感じる。人類への絶望から生じた犯行動機も、肥大した理想の傲慢さが不快だ。2023/03/15

absinthe

167
クローズドサークル内での殺人。宇宙で観られる情景や感動の描写。互いに接点のないはずの乗客で動機も不鮮明な中事件が動く。宇宙服一枚隔てた先は真空の宇宙空間というスリル。突飛な設定だけどその分丁寧に書いて救われた。展開は随分と急ぎ足だったがabsintheは十分に楽しめた。無重力状態での首つり死体。殺人の道具を後出しジャンケンとみるかどうか。知識は無くても、普通に考えれば、これがステーションで調達可能尾なことは分かる筈。2023/08/09

ナルピーチ

153
宇宙空間という壮大な密室の中で発生した首吊り事件をテーマに描くミステリー小説。重力がない状況の中、室内を漂う様に浮かぶ首吊り死体の謎…抵抗した痕跡もない。犯人はどうやって犯行に及ぶ事ができたのか!?不可能を可能にした究極の“ホワイダニット”が読者の前に差し向けられる…。まるで自分自身も宇宙に行った様な感覚で楽しめた。登場人物たちも個性派揃い!不毛な会話部分も飽きずに読める。特に政木さん、そのウザさが鼻につくも最後にあなたの思ってた〇〇説が完膚無きまでに否定されちゃいましたね!そう、地球はやっぱり〇いのだ!2023/09/23

ma-bo

102
近未来、1人3000万円で行ける格安の完全民間会社の宇宙旅行。宇宙ホテル「星くず」で首つり状態で見つかった機長。自殺?殺人?ネットや通信機器が使えない状態で、宇宙という特殊な状況を舞台にしたクローズドサークル物。科学的な要素(知識)が多いので、場面を想像(理解)しにくい部分があったかな。2023/05/12

美紀ちゃん

93
宇宙旅行へ行けるようになった時代の話。 宇宙ホテルの名前が「星くず」。 そこであり得ないことが。宇宙船のパイロットが首吊りの死体の状態で見つかる。その場所は無重力なので、首を吊って自殺をすることは不可能だった。 乗客は6人。その他にホテルスタッフと宇宙船の乗務員と…。 これは、事件なのか?事故なのか? 犯人は? 新しい設定だと思った。 SF×ミステリー。 なるほど!と思うこともあり面白かった。 2023/03/23

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