満天inサマラファーム

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満天inサマラファーム

  • 長谷川 まりる【作】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 講談社(2022/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065289525
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

小学生男子とふしぎな人魚とのふれあいを描いた『かすみ川の人魚』で日本児童文学者協会新人賞を受賞した長谷川まりるの、受賞後第一作!

高校2年の満天は、父のタクさんが経営する自給自足の農場「サマラファーム」で暮らしている。そこはタクさんがすべてを取り仕切る彼の「王国」であり、満天はタクさんの息子でありながら、早朝から畑で農作業をし、ファームが経営するレストランの手伝いをするなど従業員のように働いていた。

手で作らなければ何も得られない生活に嫌気がさした満天の母は、彼が幼いころに、とっくにサマラファームを逃げ出していた。そして、満天もまた、ここを去ることを考えていた。

そんなある日、大学生の瑞雪がサマラファームにやってきた。瑞雪はサマラファームでの暮らしにひるむことなく、タクさんともうまくやっているようだった。しかし……。

父との軋轢と自らのルーツに悩む高校生が、自分の歩む道を探す姿を描く意欲作。

内容説明

高校2年の満天は、父のタクさんが経営する自給自足の農場「サマラファーム」で暮らしている。そこはタクさんがすべてを取り仕切る彼の「王国」であり、満天はタクさんの息子でありながら、早朝から農作業をし、ファームが経営するレストランで働いていた。そんな生活に嫌気がさした母は、満天が幼いころにサマラファームから逃げ出していた。そんなある日、大学生の瑞雪が住み込みで働きにやってきた。そこから、「王国」が少しずつ変わり始めるのだが…。

著者等紹介

長谷川まりる[ハセガワマリル]
1989年、長野県生まれ、東京都育ち。職業能力開発総合大学校東京校産業デザイン科卒。創作同人会「駒草」所属。「お絵かき禁止の国」で第59回講談社児童文学新人賞佳作を受賞、同作で講談社よりデビュー。『かすみ川の人魚』(講談社)で第55回日本児童文学者協会新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あんず

10
読み始め、主人公がわりとやんちゃな感じなので最後まで読み終えれるか不安を感じつつ読み進めた。なかなかに風変わりな暮らしをしていて、そこでの暮らしぶりは読んでいて面白かった。物語が動き始めてからは、他のキャラクターたちの意外な一面が見れて面白かった。当たり前に暮らしていて、目を逸らしていた部分にきちんと目を向けて、言葉で話して最後は明るいラストだったのでよかった。2024/04/03

鳩羽

6
高校生の満天は、父親が作り上げた有機農業の農場で働きながら暮らしている。子供の頃から仕事を手伝ってきたのを仕方ないと思ってきたが、東京の大学生瑞雪が来てから、いろいろ考えることが増え…。ある種の特別な環境、貧困ではないかもしれないが、現代において恵まれた子供の環境とは言えない(かもしれない)満天が、自分の育ちや進路を考えていく話。満天のなんでも仕事ができるところを頼もしく思い、それが不憫と背中合わせであることもあり、複雑な気持ちになる。どう考え、何を受け入れ、選択していくのか。軽快ながらも深く心に残る話。2024/05/15

芦屋和音

4
高2の満天は父が経営する農場サマラファームで暮らしている。オーガニックファームへの憧れを抱いて働きに来る人たちとの共同生活。自分に合わなければ去ればいい、とはいかない満天。なぜなら実家だから……。後半、衝撃の展開。「普通の」家族とは?ぼんやりと夢見ていた将来がきちんと考えて行動してゆくようになる満天。はぁ〜、すごい、読まされてしまった。2022/11/29

︎💓ひかる💓

3
サマラファームはタクさんと高校2年の満天と平賀瑞雪(みゆき)♂。満天の母は幼い頃に出て行った。これ、決定事項ね。タクさんはいい人そうね満天の父親だもんね。えっ?満天と端雪が異父兄弟だったなんて…。ラストの方はなんか失速ぎみだったけどよかったよ。2023/07/27

1
山奥のサマラファームの一人息子、満天。父親のタクさんとは別の建物で暮らしている。農場には、世界中から短期滞在のワーカーや、お客さんがやってきて、満天はその人たちとうまくやりながらも、何か不満を抱えている…。父親のことをタクさんと呼び、何か微妙な距離を保っているのが気になっていたけど、まさかそんな結末とは…!途中から来た大学生瑞雪がキーパーソンになって、思いも寄らない展開に。表紙からBLぽさを感じたけど、やはりLGBTQや新しい家族の在り方についても言及された本でした。2023/07/23

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