シャドウワーク

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065289082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『誰かがこの町で』でブレイク!
ソーシャル・ミステリーの旗手が衝くドメスティック・バイオレンスの闇

4日に1人、妻が夫に殺される。声を上げられないDV被害者たちが、今日もどこかで心と体に瀕死の重傷を負っている。
暴力夫から命がけで逃れ、江ノ島を望む風変わりなシェルターにたどり着いた紀子。
その家には、ある一つの「ルール」があった。

命すら奪われかねない状況に置かれながら法に守られず、絶望の果てを見た女たちが生きる世界とは。
究極のシスターフッド・ノワール!

内容説明

DV―声を上げられない被害者たちが、今日もどこかで心と体に瀕死の重傷を負っている。暴力夫から命がけで逃れ、江ノ島を望む風変わりなシェルターにたどり着いた紀子。その家には、ある一つの「ルール」があった。絶望の果てを見た女たちが生きる世界。究極のシスターフッド・ノワール。

著者等紹介

佐野広実[サノヒロミ]
1961年横浜生まれ。1999年、第6回松本清張賞を「島村匠」名義で受賞。2020年『わたしが消える』で第66回江戸川乱歩賞受賞。『新青年』研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

297
DVを題材にした作品。どこがどうとは説明しづらいが読感に軽さがあり、世界に浸れるほどではなかった。社会派なテーマから一気に飛躍して必殺仕事人中年女性Verに突入することで中途半端になってしまったのかなというのが自分なりの解釈。松本清張作品に名探偵や密室トリックがそぐわないように、社会派は他ジャンルとの掛け合わせが難しく、バランスを絶妙に保たないと良さを打ち消しあってしまう。上手にまとまっている作品も多々あり、読み手の好みも関係する部分なので、あくまで個人の感想にはなるが、意外な展開もなく惜しい出来。2023/08/14

いつでも母さん

215
DV…これは病気ですか?治りますか?その行動にさせたのは妻に責任があるのですか?妻が負う心身の傷に必要なのは包帯ですか?時間ですか?…面白かったと言うにはあまりにも惨くて、ドキドキしながらも先を急いだ読書になった。これは小説と何度も思いながら、彼女たちを応援する自分が居た。『世界は法律で裁けない悪意で満ちている。』それは私も感じることはある。「殺されないために」なんて、平和に見えるこの国で今まで一度も感じた事が無い自分は幸せなのだとつくづく実感した次第。「一度だけ」許すよー私は。凄い作品だった・・2022/10/20

モルク

141
夫のDVに苦しむ紀子はシェルターに逃げ込むもそこは短期しかいられない。看護師の路子から四人しかすむことのできない江ノ島の民間シェルターを紹介され安息の場を見つける。しかしそこでは「持ち回り」というルールがあった。そして同じくDVの夫を持つ刑事薫はある事件からこの家に疑問を持つ。薫は彼女たちの行動を容認するのか、それとも…。執拗に追う夫たちから逃れ自分達を守るためにはやらなくてはならないことがある。法に背くことだけど応援してしまう。彼女たちに平穏な生活を与えてあげたい。2022/11/11

ナミのママ

105
佐野広実さんの3作目。1作目の「認知症」、次作の「同調圧力」、今作は「DV」がテーマ。読みやすい作品を書く作家さんだが内容は今回が一番ヘビーだった。生命の危機を感じて逃げ出した主人公がたどりついたのは定員4名の個人が経営するシェルター。どの入居者も辛い過去があり心身共に傷ついている。ある事件からこのシェルターにたどりつく女性刑事もDV夫の被害者。興味本位で読みたくない題材だが丁寧な取材と感情に流されない筆力で深く問いかけてくる作品だった。それにしても怖い…。2022/10/10

おくちゃん🌹柳緑花紅

100
❮4日に1人妻が夫に殺される❯衝撃!声を上げられない被害者達は心も身体も瀕死状態。逃げても逃げても追ってくる。「あなたは死んで欲しい人がいますか?あなたが手を下さず死なせる事が出来るとしたら、どうしますか」「自分が生きるために殺されない為に人生をやり直す為に」法律も政治も守ってくれないなら。。「殺すな、ではなく、殺されるな」DVに限らず影になって見えなくなっている悪意。今は女性からのDVもあると言う。彼女達がやったこと、他にどんな方法があるのだろう?全ての命を脅かされている人への支援が早急に必要なのだ。2023/06/20

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