出版社内容情報
4年間もバッシングされ続けた秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの結婚問題。一時は「8割以上が結婚に反対」という世論調査もあったが、それにも屈せず、初心を貫き、自分で選んだ道をひたむきに進んだ眞子さんの恋愛成就と生き方には、最後に多くの国民の祝福が寄せられた。
1億5000万円もの一時金や盛大な結婚セレモニーをすべて辞退し、自由と解放を望んでアメリカに渡った眞子さん。皇族として過去に例のない身のふり方は「眞子さんの乱」とも呼ばれる。
同時に、これまで見えなかった現代の皇室の問題点が「眞子さんの乱」で一気に噴出してきた。そこから浮かびあがったのは、知られざる掟に縛られる女性皇族たちの生きづらさと苦悩だった。
ネット全盛の現代において、皇室と国民の関係はどうあるべきなのか。改革すべきことは何か。大宅ノンフィクション賞作家が国民一人一人に問いかける異色の新「皇室論」である。
内容説明
海外逃避を選んだプリンセスの悲劇と苦悩。
目次
小室圭さんはなぜ嫌われるのか
なぜ「眞子さんの乱」が4年も続いたのだろうか
秋篠宮さまはどこで間違えたのだろうか
皇族のアイドル化は皇室を危機におとしめるか
皇族の恋愛、結婚観はどうなっているのだろう
宮内庁の苦言は正解だったのか
愛子さま人気をつくり出す世論の移ろいは正しいのか
皇族も週刊誌を読んでいるのか
ニューヨークを闊歩する眞子さんの笑顔はなぜ?
眞子さんが実の母より小室さんの母にやさしいのはなぜ?〔ほか〕
著者等紹介
奥野修司[オクノシュウジ]
大阪府出身。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文春文庫)で講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。医療や食料、社会派ルポの分野で著書多数。皇室に関しても幅広く取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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