出版社内容情報
データ集め(社会調査),データの整理,分析,…….社会調査に携わるすべての人が知っておくべき統計学の基礎を,懇切ていねいに解説する.親しみやすい題材に触れながら,調査研究に必要となる知識・手法を身につけよう.一見難しい数式も,その意味を言葉で説明しているので,数式アレルギーを克服できる!
【主な内容】
第0章 イントロダクション
第I部 コア
第1章 データを集める
第2章 データをまとめる
第3章 関連を捉える
第4章 関連を疑う
第5章 データから推測する
第6章 データから確かめる
第II部 理論
第7章 コイントスで社会を見る
第8章 集まったデータを表現する
第9章 推定が満たすべき条件
第III部 手法
第10章 社会の下流化は起こっているか
第11章 継承される格差を検討する
第12章 世界の男性の家事事情
第13章 年収と年齢の関係
第14章 ワイン評論家を出し抜く方法
第IV部 終わりに
第15章 統計学の応用とこれから
内容説明
社会では何が起きている?統計学で何がわかるか?本書で扱う例―日本の「下流社会」の姿、世界の夫婦の家事分担事情、世代を越えて受け継がれる学歴格差。
目次
イントロダクション―社会科学と統計学
1 コア(データを集める―社会調査;データをまとめる―記述統計;関連を捉える―クロス表と相関係数 ほか)
2 理論(コイントスで社会を見る―離散変数と二項分布;集まったデータを表現する―連続変数と正規分布;推定が満たすべき条件―不偏性とバイアス)
3 手法(社会の下流化は起こっているか―平均・比率の差の検定;継承される格差を検討する―移動表とカイ二乗検定;世界の男性の家事事情―分散分析 ほか)
4 終わりに(統計学の応用とこれから―ビッグデータとベイズ統計学)
付録
著者等紹介
毛塚和宏[ケヅカカズヒロ]
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/環境・社会理工学院社会・人間科学系講師。1989年生。早稲田大学基幹理工学部数学科卒業ののち、東北大学文学研究科人間科学専攻行動科学専攻分野にて博士前期・後期課程を修了。博士(文学)。2017年より東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター特任研究員、2018年より現職。専門は計量・数理社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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