出版社内容情報
沢田 俊子[サワダ トシコ]
著・文・その他
内容説明
太田ゆかさんは、南アフリカ共和国で働く政府公認のサファリガイド。さらに、絶滅が心配される野生動物の保護活動にも取り組んでいます。教えて、ゆかさん。サファリガイドには、どうしたらなれるの?どんな仕事なの?南アフリカの野生動物たちに何が起こっているの?小学中級から。
目次
第1章 サファリガイド(バーチャルサファリ;クルーガーエリア;サファリガイドになったきっかけ;政府公認の資格を取るために;サファリガイドの仕事;サファリガイド訓練体験ツアー;サバンナでのくらし)
第2章 野生動物を守る(リカオンの保護;ライオンの避妊手術;サイの密猟をふせぐために;クラウドファンディング)
著者等紹介
沢田俊子[サワダトシコ]
京都府生まれ。ノンフィクションから童話まで、小学初級から中級向けの作品を中心に幅広く執筆している。『盲導犬不合格物語』(学研プラス)で、第52回産経児童出版文化賞を受賞。(同書は、加筆・修正のうえ講談社青い鳥文庫に収録)。日本児童文芸家協会会員。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶々吉(パーソナリティ千波留)
4
南アフリカ共和国で政府公認サファリガイドとして働く太田ゆかさんのお仕事内容と、サバンナの動物たちの現状を紹介した児童書。太田さんのことは尊敬するが、環境破壊などで動物を窮地に陥らせておいて「守ってあげる」などと、人間は身勝手だと思う。感想は書評サイト「千波留の本棚」に⇨https://www.kansai-woman.net/Book.php?id=202058l よろしければ声の書評もお聞きください。→https://stand.fm/episodes/62d8d5cc7e3a44a6f03525192022/07/21
サラサラココ
4
子どもと読んだ。南アフリカ共和国クルーガー国立公園でのサファリガイドや野生動物保護。2022/08/11
読書国の仮住まい
2
太田ゆかさんは南アフリカ共和国で働く政府公認のサファリガイド。 女性は彼女が唯一という。 大学在学中に留学して資格を取得、卒業後に移住。 主な仕事は2つ。 サファリガイドとしては野生動物の生態を見てもらう。 コロナ禍で観光客がいなくなった時は、オンラインでも行った。 もう一つは野生動物を守ること。 保護や避妊手術、密猟を防ぐなど。 そのために銃の扱いにも長ける。 サイの角の乱獲を防ぐためにあえて切断する。 しかし数年後に伸びてしまう。 密猟には貧困も直結している。 ゆかさん、カッコいいっす(料理は苦手)。2025/01/08
スパナ
2
南アフリカのクルーガー国立公園というところでサファリガイドをしている太田ゆかりさんについての本。どんな場所でどんな仕事をしているの?ということ等について詳しく書かれていて動物好きの子どもにはとても面白いと思う。大学在学中にアメリカ留学するつもりが書類のミスで行けなくなり、でも休学しちゃったしと急遽アフリカのサファリガイド関連学校に行くことにしたという太田さんの行動力がすごい。動物の保護活動や、密猟がおきてしまう社会の背景についても触れられていました。2022/09/28
マッメ
0
「私の職場はサバンナです」を読んだあとに読了。文字が大きく、子供向けではあったが、内容的には大人が読んでも学びがあるものだった。サバンナで行われている密猟対策や、サファリツアーの詳細などを知れて楽しい。知らない世界のことを知ることは大切だし、そういうところにはいろんな人が関わり、支えているんだということに気づかされる。2024/08/15
-
- 洋書
- Glass Houses