出版社内容情報
保釈を勝ち取ったハラーだったが容疑は晴れておらず、再逮捕によって改めて自由を奪われてしまう。
さらに拘置中の身で命を狙われたハラーは、絶体絶命の危機に陥る――。
有罪ではないことと無実であることは違う。
獄中から自己を弁護する彼は、内外の敵に立ち向かい、「真実」にたどりつくことができるのか!?
内容説明
保釈を勝ち取ったハラーだったが容疑は晴れておらず、再逮捕によって改めて自由を奪われてしまう。さらに拘置中の身で命を狙われたハラーは、絶体絶命の危機に陥る―。有罪ではないことと無実であることは違う。獄中から自己を弁護する彼は、内外の敵に立ち向かい、「真実」にたどりつくことができるのか！？
著者等紹介
コナリー，マイクル［コナリー，マイクル］ ［Ｃｏｎｎｅｌｌｙ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
１９５６年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
140
（承前）最近のコナリーは描写不足で瘦せた作品が多かったが、本作は下巻も緊迫した法廷場面の連続で読ませる。ミッキーは再収監され命まで狙われるが、チームの支援で検事との闘いを有利に進めていく。しかし犯行の裏にいたと思われる男が殺され、何かを知っているＦＢＩにも妨害されるなど事態は紛糾する。そこで思い切った仕掛けで無罪を勝ち取るミッキーの華麗な法廷闘争技術は、名探偵の犯人暴露に匹敵するカタルシスなのだ。またボッシュの娘が警察学校に進んだとの話があり、親子二代にわたるボッシュ刑事の活躍が期待できそうなのも嬉しい。2022/08/11
KAZOO
125
リンカーン弁護士が自分の車に死体をトランクに乗せていたところを逮捕されてしまいます。今回は弁護士が逮捕されてさらにその弁護を自分が行い様々な協力を得て保釈されますが再逮捕されてしまいます。そこにボッシュや以前の妻などの助力で最後はおめでたしですが検事が何とも手ごわい感じでした。悪役的な人物がかなり印象に残れば残るほど面白くなります。マイケル・コナリーの日本語版も今年中にまた出版されるようで楽しみです。2022/10/12
のぶ
97
下巻に入り、上巻で保釈を勝ち取ったハラーだったが容疑は晴れておらず、再逮捕によって改めて収監されてしまう。加えて拘置中の身で命を狙われたハラーは危機に陥る事になる。獄中から自己を弁護する必要のあるハラーはどうやって危機的状況を脱出することができるのだろうか？下巻は全編を通しほとんどが法廷のシーンだった。いろいろな駆け引きを楽しむ事ができて良かったが、ストーリーは自分の考えていたのとは全く違う方向に進み驚いた。上下巻を通しミッキー・ハラーシリーズの中でも出色の出来となっていて充実した時を過ごす事ができた。2022/07/27
stobe1904
54
【ミッキー・ハラーシリーズ】一旦保釈されたが、再逮捕で再度収監されてしまうハラー。拘置中に襲われ、法廷戦術を屈指して裁判の好転を図るハラーだが…。裁判の決着の仕方が想定した形ではなかったが、窮地に追い込まれながらも、チームハラーの協力を得て、獄中から自らを弁護しながら戦い続ける熱いリーガルスリラー作品だった。シリーズベストではないだろうか？★★★★★2022/11/03
ひで📚🏈
52
新年一発目の読了…年末から忙しくて本を手に取る気力もありませんでしたが…年明け最初の休日は読書の1日です。 BOSCHの登場が少なくてさたみしかったですが。2転3転する展開はさすがコナリーですねぇ。今日はこの後BOSCH新作等々積読本の追加のために本屋さんを襲撃してきます笑 全く本の感想ではありませんでした…汗 2023/01/04
