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出版社内容情報
高松 美咲[タカマツ ミサキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
24
第二学年のスタート。クラス替えで起こる期待と不安。それは誰しもが経験したことのある期待と不安だからこそ、読んでいて感情移入が止まらない。仲のいいメンバーと離れたことで、自分自身の輪郭が改めて浮き彫りにされる。ゆづの涙も、まことの涙も、痛いほど理解できるからこそ、こちらの涙腺も緩んでしまう。そして、終盤に訪れた不意の告白! ただし、不意に見えるだけで、クラス替えの結果生じる二人の心境の変化を丁寧に描いていたことに気付かされ、さすが!とも思わされる。2024/07/14
ジロリン
18
進級によるドキドキのクラス替えは、まさかのゆづだけバラけるという展開…からの、彼女の過去の黒歴史をえぐり出す新クラスメイト達とのやり取り。「私は恵まれている」と自覚してるが故の〈女子としての生き辛さ〉が凄く上手に描かれている。普通に親切だと思ってた男子の〈親切〉は異性としての下心あってのモノだった…というエピが痛烈だ。そして、そんな〈下心〉からの映画のお誘いとかで傷ついたゆづに寄り添おうとするまこととのやり取り。ここは登場人物ともども涙腺崩壊しますな。そしてゆづとまことをなぞったような新キャラも登場し…2022/06/23
ozoz
16
ゆづちゃん。まことちゃん。この二人!胸にくるよ。大事すぎ。こーゆー気持ちを伝えあえるのが涙。自分ももっと素直に泣いたり話したりできたんだろうなと懐かしむ。友だちは多くなくていいって教えてほしかったよー、なワタクシ昭和世代。救われるって気持ち再認識。巻末しょーげきてんかい。2024/08/24
ちょこ
16
結月みたいにルックスに恵まれて色んなものを持ってる人の悩みって共感されるどころか嫌みに思われたりするから難しいよなあ。だからこそ、結月の内面にもスポットライト当ててくれるのありがたいし群像劇としてぐっと解像度が上がるよね。そういうとこ好きだなあ。タイプが全然違う結月と誠が仲を深めてくとこもグッとくる。結月の話が7巻のハイライトかと思ったらラストで叫んでもうた。みつみは友達として誤魔化せる範囲で言ったつもりだけど志摩くんたらちょいちょいちょーい!思ってたより展開早いな。うまい引きだわー。2023/09/20
しましまこ
16
ラストなんて軽い!私も「えっ?」だよ。どうなるんだろ。2022/06/25