星海社FICTIONS<br> 月灯館殺人事件

個数:

星海社FICTIONS
月灯館殺人事件

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月13日 22時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065280799
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの北山猛邦が真正面から「館」に挑む正統派新本格ミステリ!

「本格ミステリの神」と謳われる作家・天神人(てんじん・ひとし)が統べる館、「月灯館(げっとうかん)」。その館に集いし本格ミステリ作家たちの間で繰り広げられる連続殺人! 悩める作家たちはなぜ/誰に/何のために殺されるのか?
絢爛たる物理トリックの乱舞(パレード)とともに読者を待ち受ける驚愕のラストの一文(フィナーレ)に刮目せよ!!

これぞミステリの進化の系統樹の最前線にしてネオ・クラシック!

<星海社 令和の新本格ミステリカーニバル>シリーズ、開幕!

新本格ミステリの父と謳われた名編集者・宇山日出臣が没して十五年余り。昭和に始まったこの新本格ミステリ・ムーブメントはその発端となった「小説」の垣根を越え、漫画・舞台・映像・ゲームなどあらゆる表現ジャンルへと飛翔を続けています。
だからこそ、我々星海社はあえてこの令和の世に「新本格ミステリ」を真正面から標榜し、原点たる「小説」として問い直したいと思います。

「新本格ミステリ」の魂(スピリット)を愛し、次代へと発展、継承すべく集ったとっておきにして腕ききの小説家陣による「新本格ミステリ」の、最前線にして現在の到達地点を、どうか存分にお楽しみください。

星海社FICTIONS編集長 太田克史

内容説明

「本格ミステリの神」と謳われる作家・天神人が統べる館、「月灯館」。その館に集いし本格ミステリ作家たちの間で繰り広げられる連続殺人!悩める作家たちはなぜ/誰に/何のために殺されるのか?絢爛たる物理トリックの乱舞とともに読者を待ち受ける驚愕のラストの一文に刮目せよ!!これぞミステリの進化の系統樹の最前線にしてネオ・クラシック!

著者等紹介

北山猛邦[キタヤマタケクニ]
2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

194
7人の探偵小説作家が執筆の為、ひとも通わぬ雪深い古い館でひと冬過ごす、そこが月灯館。導入部から引き込まれ、ゾクゾクしながら夜のふけるのもわすれて読みふける。そこで始まる連続殺人、しかも密室。いいなあ、ワクワクするなあ。個性的なキャラ造形の面々が次々と殺されて。やがて少しずつ明かされていく密室殺人のトリック。真犯人は。動機は。クライマックスのカタストロフ。そして最後の一行。巨大な【?】マークが俺の頭上から突然降ってきて俺は押し潰されて身動きも出来ない。2023/03/03

麦ちゃんの下僕

184
読メ登録350冊目。帯に「驚愕のラストの一文に刮目せよ!!」とあるからには、その“ラストの一文”を当ててやる!と意気込んでいくつか予想を立てながら読み進め…実際にその内の1つが正解でした(笑) 一方、事件の真犯人に関しても、◯◯◯◯であるという点も含めて正解でした(笑) ですが…まさかその2つが並立するとは!? 僕もそこまでは考えられなかったですね…完敗です!それにしても…自らの著作まで持ち出して展開する“本格ミステリ”(←その作家や読者を含む)への大胆な批判と挑戦にも驚愕…ミステリーファン必読の書です!2022/09/30

nobby

146
こういうの大好き♬ありふれたクローズド・サークルに密室な連続殺人を名探偵が事件を解決する結末なんてモノでは全然無い!物理ロジック巧者作家ならではの図満載でのトリックは圧倒的だが、自署も巻き込んでの見立てとはこじつけ感が半端ない(笑)終盤まで密室にする必要性をのらりくらり探った上で独白される理由は皮肉というか自虐なのか…そんなメタを存分に楽しんだ所で目にするラスト一行で突如訪れる混沌!?そんな浅はか…を消去して驚愕まさか!!が有り得るか必死で確認した結果、あんたもか!そっちか!と思わず叫んだ検証は無事完了!2022/12/30

しんたろー

142
北山猛邦さん初読み。雪に閉ざされた館での連続密室殺人…本格物の王道でありながら、その本格物に対する考察や皮肉も交えてグイグイ読ませる。密室を構成する物理トリックに古典と現代を融合させる工夫が見られるし、叙述トリックも効果的に使われていて大いに驚かされた。本格物に不可欠な 図解が随所に挿入されているのも楽しくて嬉しい。賛否両論あるみたいだが、本格ミステリが好きなら是非とも読むべき面白い作品だと思う。10代~20代に夢中になったアガサ・クリスティ、エラリー・クィーン、江戸川乱歩、横溝正史らを再読したくなった。2023/08/17

ちょろこ

138
可能か⁇の一冊。一気に読まされた雪に閉ざされた館での王道連続殺人ミステリ。生首晒しだのかなり残虐非道なやり口。でも陰鬱な雰囲気にがっつりとのまれるし、次なる犠牲者は⁇とドキドキは止まることを知らない。この密室は果たして可能か⁇必死に想像力、フル稼働。終わりに近づくに連れてなんだか祭りの後のような寂しさを感じながら迎えたラスト!まるでいきなりのナイフ投げつけ感。思わず後ろでんぐり返しをしたくなった。これは可能か⁇可能だったのか⁇すぐさまポイントをおさらい。どうやらなんとか可能らしい。うまいことやるもんだ。2022/08/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19862511
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品