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出版社内容情報
とある アラ子[トアル アラコ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
あっこれは面白い!「ブス」といじめられたせいで人間不信な主人公と、美しいせいで男性からは言い寄られ女性からは「ビッチ」といじめられたもう一人の人間不信な主人公の対比が上手です。現在のなんでも否定する社会システムや男性の苦しみなども紹介されていて、これは今後が楽しみです。ルッキズムと個性の戦いは多様すぎて手に負えなくなってきたので、自分は「批判せず、同時に賛成せず。わからないことは放置せず」の姿勢で学んでいきたいです。2023/05/05
りらこ
26
これは読み応えある!最初はただの復讐話かと思いきや、それぞれの背景がきっちりと描き込まれていて、多様性とかルッキズムとか、自虐とか美醜の判断の目に晒され続ける人たちの心が描き出されている。しかもその主人公達だって揺らいでいる。一筋縄ではいかない世界が、現実がここにある。2023/02/14
はる
24
好き〜😭😭Kindle Unlimitedで読んでみたけど買って続き読みたい。。2023/03/01
さくりや
23
もどかしい。人の数だけ可愛いも地獄もある。皆自分の可愛いに誇りを持って生きていこうよ……。私は知子よりは梨花に意見が近かったが、ブスでいることを否定するのは違うよなあ、と思う。ブスでも幸せならそれで良いし美人でも不幸なら何か変えた方が良いでしょうに。私は見た目も中身もコロコロ変えるのが趣味なので、知子のようにないがしろにされたこともあるし、梨花のようにちやほやされたこともあるが、表面だけで判断して露骨に態度を変えて、ホモサピエンスって馬鹿みたいだあと絶望している。(コメント欄へ……)2022/08/26
akihiko810/アカウント移行中
20
学生時代ブスと呼ばれいじめられた知子。ある日自分をいじめていた美人の梨花が反ルッキズムをかかげ美容家として成功していることを知り、復讐をしようと会いに行くが…。「反ルッキズム×シスターフッド」漫画。 今のところシスターフッド成分は薄いが、今後の展開はそうなっていくのだろうか? 「美人には美人の地獄がある」や、ブスの自虐など、ルッキズムによる呪いを一つ一つ掬い取っていく。 現代最先端のテーマを扱うことができるのはマンガなんだな、と思う。果たしてルッキズムをぶっ潰すことができるのか、作者の手腕に注目2022/12/09