内容説明
本書は、財務諸表の虚偽表示リスクについて、経営環境、取引タイプ、勘定科目および拠点という観点から、リスクへの着眼点とその対応策を解説。また、内部統制の評価および監査現場での参考となるよう、項目ごとに内部統制上のポイントを示している。第3版では、会計処理に際して対応する場面の多くなった会計上の見積りとそれに係わる虚偽表示リスクの論点の整理や、虚偽表示リスクへの対応に際してのポイントの絞り方について章を追加して解説している。
目次
第1章 虚偽表示リスクとは
第2章 経営環境と虚偽表示リスク
第3章 取引の種類と虚偽表示リスク
第4章 勘定科目と虚偽表示リスク
第5章 事業所における虚偽表示リスク
第6章 会計上の見積りと虚偽表示リスク
第7章 リスク対応の絞り方
著者等紹介
手塚仙夫[テズカセンオ]
昭和47年3月専修大学商学部会計学科卒業。昭和47年2月等松・青木監査法人(現有限責任監査法人トーマツ)入所。昭和49年9月公認会計士第3次試験合格、公認会計士登録。平成4年7月監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)代表社員就任。主に法定監査および株式公開業務を担当。その他:日本公認会計士協会副会長(現)、企業会計審議会内部統制部会臨時委員(現)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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