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出版社内容情報
有賀 リエ[アルガ リエ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konoha
45
普通のラブストーリーかなと思って読み始めたら思わぬ展開に涙。加害者家族、被害者家族となり離ればなれになった碧と貴臣。何が正しいのかわからないけど、どんなに過酷な状況でもおたがいを大事に思い合った2人がどうか幸せになりますように。小説でありそうなテーマ。漫画だから読みやすく、つらくもあった。工場夜景というキーワードが救いでした。多くの人に読んでほしい。2022/08/14
くまたす
10
★★★★★碧と貴臣は高校の同級生。しかし碧の父親が準強制性交等罪で逮捕された日を境に、加害者家族と被害者家族に分断される。互いの家庭は日常を奪われ、二人は「今まで通り」でいることが許されなくなる。漫画の感想を上げるのは初めてだけど、衝撃的な問題作に出会ってしまって書かずにはいられなかった。少女漫画のような絵柄で社会派。加害者家族に罪はあるのか。碧の母親の「いい大人なのに、被害者はなぜもっと穏便に済ませてくれなかったのか」と漏らした本音が生々しい。酷い人間もいるけど、助けてくれる人もいることに救いを感じる。2022/07/18
さわ
9
あの日30分早く家を出ていたら、約束の工場夜景を見れたのに。たとえ結果が同じだとしていても。一夜で加害者の娘と被害者の息子となった2人。本人の罪ではないが周囲がそれを許さない。ポロポロ泣きながら読んだ2023/01/08
山のトンネル
6
★★★★工場夜景なんてタイトルずるい。2022/11/19
糸文
5
★★★★★ お二人に幸せになってほしいです。 加害者家族 = hidden victims2023/02/08