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出版社内容情報
とある場所に、隣接するふたつの高校がある。バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。そこに通う紬 凛太郎と、和栗薫子が出会い…。
“近くて遠い”二人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語!!
お嬢様校・桔梗女子に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校・千鳥高校の紬 凛太郎。強面で物静か。ゆえに周りから怖がられている凛太郎は、自分に対してまっすぐ関わってくる薫子に初めは困惑するも、次第に心を開き始めてゆく。けれど、距離が縮まる二人の関係とは裏腹に、隣接する二校の溝は未だ深いまま。そしてある日、徹底して千鳥を嫌う薫子の友人・保科 昴が凛太郎を呼び止め……!?
三香見 サカ[ミカミ サカ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシナーたかはし
17
嗚呼、面白かった!ラブ(愛)どころか友愛がようやく始まった学校もの。これは他の雑誌ではダメ、マガジンで掲載してこそ意味があります。見た目、偏差値、女子高と男子校、お嬢様とヤンキー等々、進学すると差別というか格差というかがあらわになっていくのを表現したかったのか。この調子で突き進んでほしいものです。2022/05/25
さとみん
9
主役2人だけじゃなく、出てくる子のほとんどがものすごくいい子!知らない相手にも「ごめんなさい」と「ありがとう」を言えるなんてすごいなあと心が温かくなる。2人の関係は恋になりそうだけど、それぞれの友達との関係も丁寧に描かれているところが好き。自分を守ることと、相手を思うこと。物語でも現実でもこの天秤は前者に傾きがちで、自分を守るために相手を変えようとする(あるいは否定する)パターンが多いのに、そうならないところもいい。一つ心配なのは、学校間の関係がこの先どう物語に絡むのか。変な方向に転がらないことを祈る。2022/05/21
わたー
8
★★★★★みんな友達想いのいい子たちだなあ。だから、たかが通っている高校がってことで要らぬ諍いをおこしてほしくないな。2025/03/26
葉鳥
6
昴な巻。3人とも誠実で思いやりがあって優しさの塊…!凛太郎と昴は何処となく似てるなあと思ったり。桔梗の教師の方が千鳥を嫌っているらしく、これは根が深そうな。倫太郎の友達周りが赤点回避以降ぎくしゃくしたままだから、次巻はそちらが中心のお話かな?凛太郎と母の会話に思わずうるり。「いつも諦めていた凛太郎が諦めずに頑張った結果報われた」「人として大事なことができる子」カッコいいお母さんだ。2022/07/18
Ume
5
保科さんは完全に心を開いたらとんでもなくかわいいと思うんだ。メイド服着せたら死者続出すると思う。そんな将来は来るのだろうか。最底辺校なのにお行儀が良くてちゃんとしてるのがちょっと気になるけどそこはまあフィクションということで耐えておきましょう。2025/10/11




