- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 講談社 月刊マガジンKC
出版社内容情報
片瀬 茶柴[カタセ チャシバ]
著・文・その他
城平 京[シロダイラ キョウ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
80
「死が二人を分かつまで」と「雪女を斬るシリーズ」が収録。「死が…」琴子は、妖怪からの評価は上がっている。彼女の知恵の神としての存在と人間としての存在は。九郎は、想像以上に琴子のことを考えている。このエピソードは、シリーズの根幹に纏わるもの。「雪女が…」あの可愛い雪女が再登場!今度はあなたの姉ですか?2人の幸せそうな姿を見れたのは良かったのですが、次は雪女と剣豪の地を持つ人間。なかなかヘヴィなエピソードになりそうですが、琴子が語る虚構は何か。勇士郎の子孫静也にどう嘘と真実を喋るのか楽しみです。2023/03/30
雪紫
68
コミカライズ版「雪女を斬る」開幕。半兵衛がかなり美少年で。そして剣技と時代がなかなか良い絵柄で。最初は「逆襲と敗北」小説版と違うエピローグだけど、こっちもこっちで含みありまくり(でもどちらかと言うと小説の方が好みかな)。あ、事件の後日談描かれた雪女と昌幸さんは書き下ろし含め、相変わらずお幸せそうで。やっぱりやると思ってたけど雪女編のアニメ化おめでとうございます(実はもっと大人な声優をイメージしてたのであおちゃんと古川さんは意外だった)。2022/05/19
ネムコ
42
ついに「雪女を切る」のコミック登場! 表紙の凛々しい剣士は雪女かと思いきや白倉半兵衛でしたか。いやー、これは確かにモテそうですね。解決編は次巻に持ち越されてしまいましたが、丁寧に描かれていて嬉しい。それにこのお話もミステリなので、設定はしっかり開示しなくちゃね。もう一つの小品「死が二人を分かつまで」は、小説の先、六花さんと協定を結んだ後のお話で、これも興味深かった。本当に九郎は覚悟を持って琴子の側にいるんだなぁ。琴子が望む甘々より、ずっと深く思っているけれど、それは恋愛ではないのかもしれない。2022/05/19
陸抗
25
琴子と六花の勝敗の結果、琴子が危うい立場に見えるけど、六花も油断は出来ない状況だから根本的な解決を望まれるのか。それが一番難しそう。雪女編第二段開始。雪女が「いる」と認めれば、全ての話の辻褄が合うのを如何に居ないものとして辻褄を合わせるのか。解答編は次の巻なので、楽しみ。2022/06/15
alleine05
14
新章「雪女を斬る」開始。でもその前に「逆襲と敗北」のエピローグ。こうして見ると琴子の設定はなかなか重いな。きっついわ。そしてこういうことがわかっているから九朗先輩は琴子に対してああいう塩態度気味だったのかと納得できる気も。小説版はエピローグが違っているそうだけど、どう違っているのか気になる。新章の方はどういう真実があって、どんな嘘で言いくるめるのだろう。あいかわらず予想がつかないわ。2022/05/22