モーニングＫＣ 銀河のカーテンコール 〈２〉

北駒生

講談社（2022/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 176p／高さ 19cm
• 商品コード 9784065271513
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

婚約を解消したばかりの図書館司書・眞と、庭師を引退したばかりの誠二郎。“終わったばかり”の二人が交流を重ねるうちに、それぞれの日々に新たな光が灯っていく。草花の命、読書の喜び、本当の痛み、自分の中に光る星。数々の光を掴みながら、二人は新しい人生を歩み始める。そして“想いのバトン”は、二人の周囲にも影響を及ぼし始め…。人と人とが繋がって、新たな世界の幕が開く、大人たちの物語第2巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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星に照らされてその光を追いかけようと手を伸ばす人が、実は他の人を照らし導く別の光だった、という解釈の仕方が、物語上必要な表現だったのだとしても素敵な考え方だと感銘を受けた。まるでひとつの劇を観ているような気分になれる本シリーズも2巻目。心の奥から湧いてきた本心に気が付いて、明るくなった気がする眞であるが、今まで背負ってきた重荷を降ろした直後のような軽快さがあって良い。誠二郎との交流が波紋として広がり、周囲の人物に影響を与えていく展開は、恐らくは幸福な結末で幕を引くための下準備と言ったところかな。次も期待。

2025/06/02

[のりあ]

内容を忘れ過ぎていた……。

2025/06/23

[月兎]

年の差恋愛好きというより人間関係苦手な人にも刺さる話な気がする。最初の話から登場人物に共感しつつほっこりした。傷ついた過去とか衝突もあるけど、基本的に優しい話なので読んでて落ち着く。上手く言えないけど本についてとか植物についての表現が綺麗で好き。

2022/03/28