出版社内容情報
木下 透[キノシタ トオル]
著・文・その他
内容説明
植木屋も知らない、「木を枯らさない、正しい剪り方」がある!年1回でも、思い立った時でも、対処できる剪定法。
目次
1 剪定とは?
2 木がダメになる「素人切り」
3 たった1つの正しい剪り方―CODIT(コジット)理論
4 切る枝と残す枝を見分ける
5 剪定の極意
6 樹種別剪定のコツ
7 人と木の関係を考える
著者等紹介
木下透[キノシタトオル]
木下庭園管理代表。1958年(昭和33)、神奈川県生まれ。プロミュージシャンを経て植木の世界へ。1989年(平成元)に会社を設立し、個人邸の庭を中心に剪定、造園設計・施工に携わる。2021年(令和3)に会社を解散し一人親方として庭師を継続中。剪定YouTuberとしても活動し、登録者は約4.7万人、回によっては100万再生以上になる。2020年に横浜マイスターを拝命。県知事表彰、横浜市市長賞の他、受賞歴多数。専門学校講師、各地での剪定講座などを通じ、確かな技術と実績で後進の指導にもあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
17
木への尊厳が大きく、筆者の思いが前面に出ていた。前半はとてもおもしろかった。写真が小さくて白黒なのでわかりにくく、動画の方を見てみようと思う。市や県の管轄の樹木、道路や公園の樹木こそ、お手本になるようなうまい剪定をしてもらいたいものだ。確かに。2022/12/05
ソバージュ
7
図書館本。本当に教科書のようだ。切ると剪る、刈り込みと剪定の違いの説明から、やってはいけない切り方、どこを切るかよりどう切るか等事細かに説明され、コラムでのケンシロウの「お前はすでに死んでいる」の通りの事を私はしていたようで冷や汗が出た。後半は木種別剪定のコツが記されている。なるほどーと唸りながら読み進めた。2023/06/10
ris3901
6
後半は各種の木の剪定時期や方法が載っていたので自宅の庭木をチェック。剪定を年一回業者に頼む、強剪定を行うなら2-3月がお勧めとのこと。2022/11/19
きなこ
1
師と仰いでいます。2023/04/08
ハナさん*
0
2022年4月5日第1刷。県図。今まで読んだ剪定の本の中で、一番理論的というか、剪定の何たるか、から説き起こした本。なんというか、木への思いやりや共感、愛に満ちた本だ。理論は大事。だがそれ以上に、実地で経験を積み、切るべき枝と残すべき枝を判別できるようになることが望ましい。剪定は、適切な時期に行った方が、長い目で見れば効果的で効率もよい。人間の都合ばかりを優先すると、後で余計な手間がかかることになるのだ。2024/01/08