出版社内容情報
もとした いづみ[モトシタ イヅミ]
著・文・その他
かとう まふみ[カトウ マフミ]
著・文・その他
著者等紹介
もとしたいづみ[モトシタイヅミ]
絵本のテキスト、童話、エッセイなどを書いている
かとうまふみ[カトウマフミ]
絵本作家。指人形作りや、影絵遊びもする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gtn
24
得体の知れぬ者を雇い、なおかつ相撲を取ろうとする殿様の度量の広さに感服。相手の生まれが江州守山と知るや、蚊が多いところだから、蚊の精だと見破る殿様。現在の滋賀県守山市だが、琵琶湖の東に面し、古代遺跡も多くあることから、古から、蚊と言えば守山と認知されていたのかも知れない。2024/09/23
ほんわか・かめ
17
血をたくさん吸いたくて人間に姿を変えて都に現れた男(蚊)。こんな設定、現代でもなかなか思いつかないんじゃない?〈2022〉2023/06/15
あおい
12
狂言絵本。人間に化けた蚊の精と殿様が相撲をとる。負けた殿様は悔しくてなんとか蚊の精に勝とうと…絵もお話も面白い。2023/01/11
Mayuko Kamiwada
5
あるとき、殿様が召し使いをもう一人増やしたいと言い、連れてきたのが人に化けた蚊の妖精。 相撲が得意だと言う蚊の妖精に殿様は相撲で勝負を挑みます。 さて勝つのはどちらでしょう。2022/11/11
遠い日
5
狂言絵本。「かずもう」って何だろう?と思っていましたが、表紙をよくよく見ると、わかります。蚊相撲なのです。蚊の精に刺されまいとあれこれ策を練る殿様でしたが、油断が招いた仕返し。相撲を離れての仕返しです。ゆめゆめ侮るものではありません。2022/10/23