星海社新書<br> 倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史

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星海社新書
倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065264218
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0295

出版社内容情報

倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史

日本人にとって、倭寇=略奪・拉致、秀吉の朝鮮出兵=残虐・捕虜連行のイメージはおなじみのものだが、本書を読むとそのイメージは一面的なものに過ぎないことがわかる。ポルトガル人の日本進出をきっかけに、ポルトガル商人は日本人奴隷を買い取り、海外に連行して売却した。それを禁止したのは、豊臣秀吉である。しかし、文禄・慶長の役(朝鮮出兵)がはじまると、戦国大名は朝鮮人を多数日本に連行した。逆に、「降倭」と呼ばれる朝鮮軍に投降した日本人将兵もいた。本書は、これまであまり語られてこなかった人身売買や奴隷売買など、戦国時代のグローバル化がもたらした「戦国時代の闇」というべき点を明らかにする。

*以下、本書目次より抜粋

はじめに

第一章 倭寇と人の略奪

第二章 戦国時代の人身売買・乱取り

第三章 織豊期の人身売買とキリスト教

第四章 伴天連追放令と人身売買

第五章 文禄・慶長の役と民衆・武将

第六章 日本に連行された朝鮮人

おわりに

主要参考文献

内容説明

日本人も、中国人も、朝鮮人も、人を売り、人を買った―!戦国グローバリズムの悲惨な実態をいま明らかに!

目次

第1章 倭寇と人の略奪
第2章 戦国時代の人身売買・乱取り
第3章 織豊期の人身売買とキリスト教
第4章 伴天連追放令と人身売買
第5章 文禄・慶長の役と民衆・武将
第6章 日本に連行された朝鮮人

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
歴史学者。1967年生まれ。1990年、関西学院大学文学部卒業。2008年、佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nagoyan

14
優。第1章倭寇と人の掠奪、第2章戦国時代の人身売買・乱取り、第3章織豊期の人身売買とキリスト教、第4章伴天連追放令と人身売買、第5章文禄・慶長の役と民衆・武将、第6章日本に連行された朝鮮人。著者は研究と創作の世界を架橋。言いっ放しのそこらの作家とは異なる。安定感。人身売買、奴隷貿易、戦時暴力という観点から、東アジア海域世界を描く。奴隷供給地として日本の姿は、あまりに惨め。「天正15年6月18日付覚」藤木説を否定の件。文脈上必要だったのか。でも興味深く、評価したい。遣欧使節の態度、今日の外国信者に似る。2021/12/22

kuukazoo

9
先月に読んだ同じ著者の本と概ね内容は同じで、倭寇、伴天連追放令、文禄・慶長の役の記述が多め(と言っても取り上げた文献の事例が増えただけ)。当時の火薬原料である硝石の作り方に驚いた。2022/07/15

Kolon

1
学校の歴史の教科書では習わないような、歴史の実態を赤裸々にテーマとした秀逸な本であった。 読めば読むほど醜悪な内容なのであるが、これが戦国時代のリアリティーであったのだと感じる。 歴史を見る上で、現代の価値観で測ってはならない。 但し、当時の価値観で測ったと、戦火の中で拉致されて、人生を変えられた人々の苦しみや痛みは計り知れない。それは日本人でも韓国人でも同じである。 本書にはそのリアリティーを双方の立場で感じた。2022/06/11

hoven

0
戦争の主な目的に人さらいがあった。現地の住民をさらって、奴隷、召使い、妾などにしていた。文禄・慶長の役では数万人もの朝鮮人を現地で捕まえて連れてきた。返還交渉しても帰りたいと思う朝鮮人は少なかったなど、非常に物悲しい。現在もロシアがウクライナ人の子どもたちを連れ去ってるという。現代でもやってることは変わらない。2022/08/16

うみ

0
授業でもふれた、海外に売られて行った日本人奴隷や朝鮮人陶工だけど、さらに気になる降倭と日本に連れてこられた朝鮮人奴隷。人の移動と個々の人生の想像を超えて軸に授業やりたいな。2022/01/29

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