生涯弁護人 事件ファイル〈2〉安部英 カルロス・ゴーン 野村沙知代…

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生涯弁護人 事件ファイル〈2〉安部英 カルロス・ゴーン 野村沙知代…

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  • サイズ 46判/ページ数 463p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784065261101
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0032

出版社内容情報

安部英(薬害エイズ事件)、カルロス・ゴーン、野村沙知代・・・・・・マスコミを騒がせた問題人物は本当に罪を犯したのか。「悪人」に仕立てられた人たちの知られざる素顔と事件の真相。絶対的に不利な状況から数々の無罪判決を勝ち取り、「無罪請負人」と呼ばれる弘中淳一郎弁護士が初めて公開する全事件簿。マスコミと刑事司法が作り出した虚構のストーリーの裏に隠された、知られざる物語に、あなたはきっと驚愕する。

村木厚子事件(厚労省郵便不正事件)、小澤一郎事件(陸山会政治資金規正法違反事件)、鈴木宗男事件、マクリーン事件、クロマイ・クロロキン薬害訴訟、医療過誤訴訟、三浦和義事件(ロス疑惑)などを扱った「事件ファイル1」も同時刊行。

内容説明

あなたはきっと驚愕する。「悪人」たちの真の姿。カルロス・ゴーン、安部英(薬害エイズ事件)は本当に罪を犯したのか?「悪人」に仕立てられた人たちの知られざる素顔と真実。「無罪請負人」と呼ばれる弁護士が初めて公開する全事件簿。

目次

第1章 報道が作り出す犯罪(安部英医師薬害エイズ事件)
第2章 弱者と共に(下館タイ女性殺人事件;小学生交通事故死事件)
第3章 名誉毀損・プライバシー侵害と報道の自由(名誉毀損・プライバシー侵害事件;プロダクションとの紛争事件;記号化による人権侵害;「報道の自由」をめぐる訴訟)
第4章 誰もが当事者に(警察官による暴行事件;痴漢冤罪事件)
第5章 日本の刑事司法の現実(カルロス・ゴーン事件)

著者等紹介

弘中惇一郎[ヒロナカジュンイチロウ]
弁護士。法律事務所ヒロナカ代表。1945年、山口県生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1970年に弁護士登録。クロマイ・クロロキン事件ほかの薬害訴訟、医療過誤事件、痴漢冤罪事件など弱者に寄り添う弁護活動を続けてきた。三浦和義事件(ロス疑惑)、薬害エイズ事件、村木厚子事件(郵便不正事件)、小澤一郎事件(「陸山会」政治資金規正法違反事件)など、戦後日本の刑事訴訟史に残る数々の著名事件で無罪を勝ち取った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たいぱぱ

54
司法ってなんだろう?報道ってなんだろう?正義ってなんだろう?鈴木宗男さんやカルロス・ゴーンさんが本当に真っ白なのかは僕には判断できない。しかしシナリオ尋問なんて検察のやり口は、どう考えてもおかしい。悪人を仕立て上げ、本質から目を逸らそうとするなんてあってはならない。検察も裁判官も弁護士もメディアも人間のやる事だから「間違いはない」なんてことはない。僕は死刑制度には賛成派。こんな軽い刑でいいのか?とこないだの判決でも憤ったばかり。しかし真実を世間の都合や感情で捻じ曲げてはならない。とても怖い一冊だった。2024/03/11

よしたけ

53
無罪請負弁護人の二作目。本書は薬害エイズ、芸能人名誉毀損、自動交通事故死、痴漢冤罪、ゴーン事件等を扱い、国や大企業に端を発する警察検察の強引捜査を批判し、メディア情報操作に警鐘鳴らす。例えばゴーン氏は報道から会社金を使い込む悪人に感じていたが、ルノーによる吸収合併を恐れた日産と政府によるでっち上げとして、不正はなかった論拠を示す。冤罪事件は人ごとでなく、取調べで無実を語れば語るほど都合良い調書を作られる点は恐ろしい。検察と弁護士何れかにも肩入しないが、情報は鵜呑みにせず自ら考える重要性を考えさせられる。2023/01/15

クリママ

45
生涯弁護人第2弾。印象に残ったのは、川田龍平さんらが戦った薬害エイズの事件。血友病患者のその時の生命の危機を乗り越えることを一番に、そして、当時は薬害を予見することは不可能だったと無罪を主張した。そうだったのだろう。でも、患者にもっと誠意をもって接していれば訴えられることはなかったのではないか。その他、人身売買で日本に連れてこられたタイ人女性殺害事件、スクールゾーン内での小学生の交通事故死、また、警察官による暴行死についての警察の虚偽証言、痴漢の冤罪などは、身近に起こりうることであり、怖ろしく思った。⇒2024/02/02

kawa

28
2巻の読みどころは、薬害エイズ事件とゴーン事件。他は、小粒な印象ながら読み応えは1巻に負けない。一番のびっくりは薬害エイズ事件。検察とマスコミがタックを組んで、安倍氏をめった叩きの如きの強烈事件。印象操作の酷さがこれほどだったのかと絶句だ。政治家・検察・マスコミ・学者・医者・有名評論家、彼ら・彼女らの品性の優劣の差がこれほどはっきりでる人間ドラマもなかなかない。是非、映像化して欲しい。ゴーン事件は、ゴーン氏の行動に?もあるが、こちらも強烈に薄汚ない企業依頼型国策捜査との印象が強い。 2022/06/02

99trough99

24
安部英医師薬害エイズ事件は圧巻の内容だった。他には結審に至らなかった事案も入っていて、「これ、弘中さんの信ずるところしか書いてないよなあ」と感じる記載も多かったが、エイズ事件に関しては、間違いなく、記載内容はほぼ全て、真実なのだろう。従前、医療事故裁判の弁護人を多く務めてきた弘中さんが安部医師を信頼し、それにより、医療事故の被害者団体から袖にされてしまったという下りは、裁判という社会制度の難しさを痛感した。痴漢冤罪も怖かった、対策が「逃げろ」だけだったのは少し物足りなかったが、そんなものなのかもしれない。2022/08/22

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