出版社内容情報
ゆきはる[ユキハル]
著・文・その他
内容説明
「普通がいちばん」をモットーに生きてきた高校3年生の智也。代わり映えのしない日々を過ごしていたが、ある日の放課後、通学路の土手で、ギターを手に歌うリカに出会った。「私の音楽でだれかを救う『英雄』になりたい」リカの歌は、もっと多くの人に聴かれるべきだ。彼女のために力を尽くす智也だったが―。青春時代、かけがえのない相手と出会った2人の感動の物語。「monogatary.com」主催「モノコン2020」優秀作品、待望の書籍化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にしやん
6
未練たらたらの青春恋愛小説。自分には青春は遠い昔のことなので、最初はあまり共感できなかったけど、心の奥底から無理矢理甘酸っぱい感情を引っ張り出して、切ない気持ちになりました。2022/05/08
玲の読書記録
0
別れを告げたシーンは、胸がグッと苦しくなった。好き同士なのに別れなきゃいけないなんて…。好きだから、「好き」だけではいられない。切ない。切なすぎる。最後、トモがRICCAの存在を受け入れ、好きだと認められたのも切ない。切ないけど、2人の未来が少し明るくなる結末だった。 2022/02/16
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- 和書
- 冗談から出た本音